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迷ったら原点に立ち帰って
弾き語りに限らずほかの音楽やスポーツも同じだろうけど、練習で100%できても本番では80%程度できれば上等。練習以上のことができるなんてことはあり得ないわけで。しかも、アイススケートの4回転ジャンプやトリプルアクセルみたいに、技の難易度が上がれば上がるほどその成功率は低くなる。無難な演技で安全策を取るか、あえて難度の高い演技に挑戦するか…それはまさに演者の志向と判断によるところ。なにゆえ唐突にこんなことを書くかというと、弾き語りのアレンジ譜を書くときに、最近いつもこのハザマで気持ちが揺れ動く。プロじゃないから完璧を目指す必要はないけれど、それでも人に聴いていただく以上はある程度の完成度の高さは必須。たとえいかに不調なときでも60%以上の及第点を出せ、なおかつ持てる技術で表現でき得るレベルで…と考えると、その落としどころにいつも迷う。いつも安全策ばかりでは自らの成長も望めないし、かと言って高望みし過ぎると、一曲の完成に膨大な時間を要してしまうばかりか、ギター演奏に固執し過ぎて“弾き語り”の本質を見失いかねない。そもそも弾き語りが“弾き歌い”ではなく“弾き語り”と呼ばれる由縁は、バンド演奏よりも歌詞を伝えやすい演奏スタイルだから。最近、アレンジの手法もすこしマンネリ化してきているし…いろいろ迷うことが増えたので、ちょいと自身に新しい風を吹き込むためにゴンチチの「知識ゼロからのアコースティック・ギター入門」なる本を買ってみることにした。中身は見たことがないが、目次を見ると私の好きなピッキング奏法の基礎から応用までが順序だって書かれているらしい。もちろん、最近私が覚えたばかりの、あのカーターファミリー・ピッキングも。値段は税込1,365円。ちょっと高めの弦を1セット買ったと思えば。これで新しい何かをつかめれば安いもの。ああ、早く届かないかな。楽しみだ。
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