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神様、仏様、田中様
ものすごい快挙を成し遂げたのは、東北楽天イーグルスのマー君こと田中将大投手。昨夜、北海道日本ハムファイターズに勝利して、前人未到の開幕20連勝。これは稲尾和久氏の持つ同一シーズン20連勝に56年ぶりに並ぶ記録であり、また、昨シーズンから続く24連勝も新記録。この記録達成までの間には何試合か危うい試合もあったが、それでもその苦境を乗り越えてしまうところは、ただただ「すごい!」と追わざるを得ない。ところで、話は30°ほど方向転換。この田中将大投手は駒大苫小牧のエースとして甲子園をにぎわせたことは記憶に新しいが、私が毎年気になるのが宗教系の高校と選手の信仰のこと。駒沢大学は、我が家と同じ曹洞宗の学校。とすると、やはりマー君も曹洞宗なのだろうか。仏教系、キリスト教系、新興宗教系など、甲子園の常連組はなぜか宗教系の高校が多いが、選手もまたその信者であるのかないのか、いつも気になっている。大阪のとある新興宗教の高校は、高校野球の名門としてプロ野球にも多くの選手を輩出しているけれど、暴力事件が多いことでも有名。そういや、奈良に本拠地を置く別の某新興宗教の大学の柔道部でも暴力事件があったばかり。この辺りはなにか宗教の教えに由来するものなのだろうか。人の道を説くべき宗教が、まさか暴力を肯定しているとは考えにくいけど。それにしても不思議なのは、なにゆえこんなに宗教系の高校や大学が多いかということ。僧侶や神父を志す者にとっては必要なのかもしれないが、その宗教に関係のない者にとっては宗教系の学校である意味がまったくない。たとえば校名に「聖」の文字が入る学校は、ほぼ100%がキリスト教系。ではその学生がみんなキリスト教徒かと言えば、必ずしもそうではないのではなかろう。他の仏教系や新興宗教系もしかり。同じ仏教徒でも宗派は違ったりするのでは。すると結論として言えることは、宗教法人が学校を経営する意義は、売名と宗教流布と営利の3つ。他の諸国と違って信仰心の薄い日本においてこそ成り立つ構図であるが、はたしていかがなものであろう。政治と宗教は分離が原則(一部これに反する政党もあるが)であるのと同じように、教育と宗教も分離すべき。教育の場に宗教を持ち込むこと自体、危惧されるべきことであるように、私は思うのだが…。
楽天・田中が開幕20連勝
楽天・田中が開幕20連勝
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