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ライブにもTPO
偉そうなこと言ってごめん。と、最初から謝っておこう。これは、あくまでも私の持論であり、しかも己のことは棚に上げての話だから。じつはライブについては常々思うことがあり、それはコンセプトの何たるや。つまり、ギャラリーは何を求めて、貴重な時間とお金を遣ってライブ会場に足を運んでいるのか、演者や主催者は考えねばならぬ…ということ。観客がライブに求めるもの。それはたんに「演奏が生で聴けるから」だけではないはず。音楽を聴くだけであれば、わざわざ会場へ足を運ばずともCDなどで事足りる。ではライブでなければ…ってものは、いったい何だろうか。それは会場の一体感であり、感動であり、喜びであり。そういった何らかのプラスαがあるからに相違ない。ハコであったり、屋外であったり、有料だったり、無料だったり…そういうロケーションの違いで客層もさまざまで、求められるものもまたそれぞれに微妙に違う。私たちはプロではないので高い要求には応えられないかもしれないが、それでもやはり、そういう意識を持って臨むことは必要だろうと思う。で、私が思うに、なかでも、もっとも高いクオリティが求められるのが、いわゆる路上ライブっていうやつ。往来は本来ライブを行なうためのものではなく、あくまでも通行人のためのもの。他のライブ会場と異なり、けっしてライブを歓迎している者だけが集っているわけではない。口には出さないまでもウザイと思っている方も少なからずいるはず。路上ライブには路上ライブの良いところがあり、全否定はしないけれど、何のために路上でライブをするのかコンセプトとTPOだけはしっかり考えておかなくちゃ。少なくとも、コンビニの駐車場の若者たちと同じように、たんなる音楽仲間がたむろする場所としてはマズかろう。人に聴かせ、人を喜ばせてこそのライブ。あくまでも聴く側の立場にたって構成や演出、MCを考えることが大切だと私は思う。冒頭にも言ったように、これは私だけの持論で、しかも己のことは棚に上げての話だから、まっこと小っ恥ずかしいんだけどぉ。
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