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ついていたのか、いなかったのか
今日は某新施設のパンフレット撮影。金土の天気予報がすぐれていなかったので、今日に延ばしたんだけど大正解。快晴で、遠景には富士山もくっきり。そこまでは良かったが、いざ施設の全景写真を撮ろうとしたら、これが超たいへん。向かいの小山に登って撮ったんだけど、山道があるわけじゃなく、60°以上もあろうとかと思われる崖を木の蔓をつたってエンヤコラ。20歳のときに北八ヶ岳のいくつかの山を制覇したしたけれど、これほどキツイ勾配はさほどなかったように思う。登ったら登ったで、その後がまたたいへん。撮影ポイントまで移動するために、剛情な枝たちをかき分けかき分け。一歩踏み間違えれば崖下に転落…そんな恐怖と闘いながら。そう。じつは私は子供の頃から高所恐怖症で、高いところがとても苦手。幼い頃、近所のお寺の山に登って遊び、夕方になっていざ帰ろうと崖下を見た途端、急に恐ろしくなって降りれなくなった…という苦い経験が。そのときは勇気を振り絞ってなんとか降りたけれど、それ以降、高い場所が大嫌いになった。そして今日もまた。山を降りる段になって、そんな子供の頃の記憶が蘇り…とにかく下を見ないように心がけて必死の思いで降りたんだけど、じつは心の中では大泣きしていた。そんなこんなで第一関門はなんとか通過したんだけど、今度は、撮影に邪魔なウマを移動しているときに指に激痛が。そう。ウマの可動式の脚に右手の人差し指を思いっきり挟んじまった。これも泣きたいほど痛かったけれど、大のオトナが泣きべそをかくのもみっともないのでグッと我慢。幸先の悪い撮影のスタートであったが、その後は順調に撮影が進み、なんとかスケジュール通り日没までに撮影を終えることができた。ドキドキやズキズキなど恐怖や痛みを伴う撮影だったが、天気にも恵まれ、終わってみれば万事OK.。ちなみに右手の人差し指は、いまだに痛みが残っているものの、だいぶ和らいでギターを弾くのにもさほど支障はなさそう。う〜ん、はたして今日はついていたのか、いなかったのか。妙に興奮冷めやらぬ宵である。
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