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表に出せない微妙な関係
昨日、川内原発が再稼働。約2年にわたった原発ゼロに、ついに終止符が打たれた。再稼働の表向きの理由は「電力不足に対応するため」であるが「原発ゼロでも電力供給に問題なし」の試算もあるなか、なにゆえ再稼働の必要があるのか。火力発電による二酸化炭素排出量を減らすため。原発立地自治体の経済活性のため。原子力ムラから得られる資金や票が魅力だから。プルトニウム精製のためにプルサーマル計画が欠かせないから。理由はいくつか考えられが、やはり最大の理由は後に述べた2つであろう。それは、広島の原爆記念日のコメントで安倍くんがあえて非核三原則を避け、翌日、国会で非難を浴びて、長崎の原爆記念日で急きょ盛り込んだことからもわかるように、安倍くんの本音がここから垣間みることができる。強大な軍事力こそが日本の平和を守る唯一の手段と信じる安倍くんにとって、核兵器は不可欠な最強兵器なのだ。我が日本は核兵器こそ保有していないが、すぐにでも作れる技術力と、先進国中最大量のプルトニウムを保有している。つまり、戦略的に核保有国と同じ立場を維持できているのである。原発を稼働させない、すなわちプルトニウムを精製しないという発想は、安倍くんがめざそうとしている富国強兵政策の中にはないのである。この強い思いが、非核三原則の言葉をあえて排除し、そして原発再稼働へ突き進む最大の理由であることは間違いない。人類ってのは賢く、失敗を活かし、学習し、その轍を二度と踏まないようにする動物である。が、ときとしてきわめて愚かで、同じ失敗を繰り返すことも。第二の広島や長崎、福島がないことを、ただ切に願うのみである。
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