E-A-D-G-B-E
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ちょいと背伸びしたところに
あけおめ、ことよろ。新年一発目のブログ記事ということで、日ごろ思っていることをひとつ書こうと思う。それは、幸せってやつは意外と身近なところにある…っていう、まるで和尚さんが説法で語りそうな話。じつはこれ、AKBが売れる理由を考えていて気づいたことなんだけどね。AKBのコンセプトは、とくに歌が上手いわけでもなく、さしてダンスに秀でているわけでもなく、かと言って、とびっきり可愛いわけでもなく、そういう、そんじょそこらにいそうなごく普通の女の子がアイドルとして成長していく様を応援する…ってことにある。もちろんこういったやり方には批判もあろうが、実際にこれで成功しているのだから、あながち捨てたものではない。秋元氏のプロデューサーとしての能力には敬服する。アイドルはウンもションもしないと神聖化されていた、かつて昔のアイドルたちとは雲泥の差である。で、これが何を意味するかと言えば、もしかしたらあの子だったら自分の彼女にできるかも…な〜んていう幻想をファンに抱かせ、より熱烈に応援したくなる気持ちを生じさせるのである。実際、ファンと仲良くなり過ぎて問題となったAKBメンバーも何人かいるようだし。でね、こういった事象を身の周りで考えてみると、意外といろいろなことで共通して言えることがよくわかる。とびっきりの美人はなぜかモテなくて、ちょいと可愛い、ちょいと美人って子がモテるらしいが、これも超美人は高嶺の花と考える男性が多いから。もっとわかりやすい例を言うなら、たとえばクルマ。自分の所得では絶対買えないポルシェやベンツ、BMWは客観的に良いクルマだなぁとは思うが、あまり興味がない。だが、ちょっと無理すれば買えそうな国産車には興味津々。たとえばギター。50万円以上もするような超高級ギターには興味がないが、楽器店やリサイクルショップで数万円の良さげなギターをみかけると、ワクワクしてつい手に取ってみたくなったりする。つまり人にとってもっとも魅力的なものは、けっして手が届かないものでもなく、なおかつ簡単に手に入れられるものでもなく、ちょっと背伸びすれば手にすることができそうな…そんなポジションにあるものなのである。もちろんこれはオンナやモノに限った話ではなく、生活のすべてに関して言えること。ラジコンヨットでいつも2位・3位で優勝に手が届かぬ人が優勝すれば至福の喜びだが、万年下位の方にとっては上位に食い込むだけでも喜び。仕事も同じ。いつもよりちょっとだけ分の良い仕事でも、やる気は倍増。ホントにその「ちょっと」の差が大きいのである。話が長くなっちゃったけど、今年はとにかくいろいろな面ですべてに背伸びして、一段上を目指そうと思う。そんなことを思いながら近くの神社に初詣に行っておみくじを引いたら、ありゃ「末吉」。損もないが利もなし、何もしないでジッと待つがよいとのこと。う〜む。
PR
COMMENT