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昨日、ゴールデン☆ベスト高田渡が届いた。先般予約して、発売を待ちかねていたCDである。さっそくかけてみた。う〜ん、期待通りのナイスな歌と演奏。高田渡さんを聴いていると、音楽ってのは上手い下手などを別にして、人それぞれに「味」ってやつがあり、こいつがかなり重要なんだな…なんてことを、あらためて思ってしまう。そこには彼独特の高田ワールドがあり、聴く者はいつしかその世界へ引き込まれていく。そもそも音楽センスに乏しい私には、上手いとか下手とかの価値基準がそもそもよくわからない。音楽に限らず、絵画や写真、彫刻などの美術作品も。あるのは好きか嫌いか。ただそれだけ。でも、それで良いのだと私は思っている。大切なのは、あくまでも聴く者、観る者の感性。それがアートなのだ…と。多くの人に受け入れられるのも、はたまたごく一部の人にのみ支持されるのも、いずれも是。歌うシーラカンスとも、伝説の歌人とも、文部科学省が認めぬ人間国宝とも、いろいろな異名を持つ故・高田渡さんであるが、私にとっては憧れの人。それが高田渡さんである。

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さぁて、いよいよもってJリーグも明日が今シーズン最終節。で、注目はなんといってもJ1残留争い。残り2つの座を争って4チームが最終戦に臨むわけだけど、はたして結果はどうなることやら。最終戦までこんなに盛り上がれるのは、この入れ替えがあるからで、でき得るならばプロ野球もぜひ採用していただきたいものと私は思う。現在のパリーグ、セリーグの2リーグ制を廃止して、1部リーグと2部リーグに変更。1部リーグの最下位と2部リーグの優勝チームは無条件で入れ替え。1部リーグの5位と2部リーグの準優勝チームが入れ替え戦を行なう。そうすれば、いま万年Bクラスのチームにも2部リーグ優勝という夢が…。そしてなにより、選手やファンのモチベーションだって、これまではまったく違うハズ。毎年いろいろなプロ野球の人気回復案が取りただされているけれど、この1部・2部の2リーグ制に越した妙案はないと私は思うのだが、はて、いかがなものであろう。
私の毎年正月の楽しみのひとつに、高校サッカー選手権大会がある。かつて昔「全国を制覇することよりも静岡県の代表になることのほうが難しい」と言わしめた、かつてのサッカー王国もいまやその面影もなく、もう長らく優勝から遠のいている。毎年、今年こそは…と期待を込めて応援しているのだが…。ということで、どの高校が県の代表になるのか、とても興味津々。その決勝が本日行なわれ、PK戦の末、常葉橘が全国への切符を手にした。常葉橘の選手や関係者の方々にはたいへん失礼だが、正直これは番狂わせ。大会前の下馬評では実力No.1の静岡学園が最有力候補。常葉橘はプリンスリーグでも精彩がなく最下位で降格が決定。今年はまったく番外だった。ところが、いざ県予選が始まってみたら、圧倒的な守備力で勝ち進み、準々決勝では優勝候補の静岡学園の猛攻を凌ぎに凌いで1対0で撃破。準決勝、決勝ともに0対0の末PK戦で勝利。2次リーグから決勝まで全試合無失点は、72回大会の清水商業以来、史上2校目の快挙でもある。多くの試合は終始劣勢だったが、それでも得点を許さないのが常葉橘のペースなのかも。確かに戦前の下馬評は低かった常葉橘であるが、ひと試合ひと試合ごとに強くなってきた感じさえする。耐えて耐えて勝利する常葉橘サッカーにさらに磨きをかけて、全国でもぜひとも大暴れしてほしいものである。国立の舞台へ勝ち進み、そして頂点に立つことを私たちは期待しているぞ。常葉橘イレブン、がんばれ〜。
このたびの豊川信用金庫人質籠城事件が起きた際に、30年ほど前のあの事件を真っ先に思い起こされた方も少なくはなかろう。そう、世を震撼させた大阪の三菱銀行猟銃強盗殺人事件である。まさか、あの惨劇が再びか…と最悪の事態が懸念されたが、今回は幸いにも犠牲者を出すことなく無事に人質を解放できて、まずはホッ。それにしてもなにゆえ凶悪犯罪は後を絶たないのか。世の中には異常者が多いのか、はたまた人は犯罪を犯す要素を誰もが持ち合わせているのか。自分にとって自分の人生が大切であるのと同じように、他人にとってもまたそれぞれの人生が大切であることを考えれば、このような犯罪が起きることは絶対にないと思うのだが…。そんな単純なことを理解できない者が少なからずこの世にいることが、とても残念でならない。
三菱銀行猟銃強盗殺人事件
三菱銀行猟銃強盗殺人事件
ふいに初代ジャニーズの歌が聴きたくなり、Youtubeで検索してみたらビックリ。ジャニーズ事務所に所属する若手アイドルたちの動画がオンパレードで、真家ひろみをリーダーとした、あの初代ジャニーズの映像はほんの少ししかなかった。初代ジャニーズが結成されたのは1964年。私はまだ小学生で、家にTVもない時代。そう考えると、ジャニーズに始まりフォーリーブス、たのきんトリオ、少年隊、シブがき隊…と次々と男性アイドルを世に送り出し、いまではメンバーの名前はおろかユニット名すらわからぬ、たくさんのいわゆるジャニタレが日々TV画面をにぎわしている。確かに女性アイドルはAKBが全盛だが、この前身のおニャン子クラブから数えても、ジャニーズ一派のほうが歴史ははるかに長い。おそらくこのジャニーズブームは世代を越えて、次々に新たなアイドルを生み出し、これからも反恒久的に続くのではなかろうか。茶の間へのTVの普及とともに歩み続けるジャニーズは、まさしく放送文化の立役者のひとり。これは偉業である。このジャニーズの創設者であり、いまだに数多くのアイドルを世に輩出し続けているジャニー喜多川氏がなにゆえ文化勲章を受けていないか不思議なくらいだ。文化勲章を決める文化庁のお役人も男だから、やっぱり男性アイドルじゃダメなのかな。そんなことを、ふと考えてしまった宵である。
この時期は、政治に関する発言については気をつけなくちゃならない。ちょいと表現を誤ると公職選挙法に引っかかっちまう。でも、こんなときだからこそ、いろいろな情報を集め、いろいろな人の意見を聞きたい…と思うのが、おおかたの声ではなかろうか。とくに今回の衆議院選は。どこの政党に投票すべきか非常に悩む。そして消去法で、あの党もダメ、この党もダメ…って消していったら、あの有名なミステリー小説のタイトルと同じになってしまった。私たちは政策と実行力で選びたいのに、議員の先生方は政策そっちのけで、ただ選挙に勝つためだけの野合や打算で一生懸命。こんなんじゃたとえどこが勝ったとしても、日本の将来はお先まっ暗。ホント困った話である。