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オリンピックよりも切実なことが
収束どころか、いっそうの汚染拡散が懸念される一方の福島第一原発。昨日も法定基準値を超える高濃度トリチウムがまた新たに確認され、その原因は不明とのこと。安倍晋太郎氏のご子息は、オリンピック招致のプレゼンテーションで「安全は私が保証します。福島の状況はコントロール下にあります。」と語ったが、これが詭弁であることは多くの国民が感じたはず。そもそも「保証」って言ったって、何をどう責任とるつもりなのか。「首相を辞任する」っていう意味かもしれないけれど、仮に辞任したとて、それで解決するような簡単な話ではないし、だいいち2020年に首相を務めているかもわからない。この詭弁を擁護すべく、原子力規制委員会の田中氏も「仮に海洋へ流出しても海水に薄められるので問題はない」なんてトンデモハップンなことを。組織体系(ただしくは看板のみ)は変わっても、けっきょく原子力ムラの本質は何ら変わっていないように思う。さて、そうこうしているうちに、あの忌々しい原発事故から早くも2年半が過ぎた。ここでもうひとつ問題になるのが、損害賠償請求権の時効の問題である。民法で定められた時効は3年。あと半年しかないのである。このような状況下で今年5月に「時効中断の特例法」が成立し6月5日に施行されたけど、これも不十分で、多くの被災者が何も知らされぬまま時効を迎え、損害賠償の機会を失いかねない。そんな理不尽なことが…とは思うが、それが法律というもの。けっして弱い者の立場に立って作られているわけではない。オリンピックに注ぐ金と力があるのなら、ぜひ被災民と原発事故収束に使っていただきたい。切にそう思う。
山側地下水から高濃度トリチウム
安倍首相が五輪招致でついた「ウソ」
規制委員長が首相IOC発言擁護
原発事故損害賠償と時効
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