忍者ブログ

E-A-D-G-B-E

   
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

やっぱり戦争は嫌い
じつを言うと、私は戦争が好きじゃない。ベトナム戦争に対する批難の声は大きく、海外のフォークシンガーも国内のフォークシンガーもみんながみんな反戦歌を歌う、そんな時代に育ってきたからかもしれない。そしてその考えはいまも変わらない。どんな屁理屈をつけようとも、戦争という大義の下に人が人を殺す行為が正当化されるなんて、そんなの絶対おかしい。そんな私が最近気になるのは、以下の3つの政治的な動き。まずは、集団的自衛権を容認する方向で固まりつつあること。これまで非戦闘地域でのみの海外活動が認められてきた自衛隊に、たとえば米軍が戦闘状態に陥ったときは「米軍を護る」という理由での交戦が可能になる…ということ。つまりこれは列記とした軍事活動であり、とどのつまり自衛隊自身も相手の攻撃目標になり得るのだ。憲法第9条の拡大解釈もここまでくると、もう呆れてものも言えない。あまりに無謀な話ゆえこれには自民党内部でも慎重派が多かったが、安倍晋太郎氏のご子息に、夏に内閣再編をチラつかされた途端、安倍君にすり寄る議員が増えて…。どうやら国会議員のお偉い先生方も、自衛隊員の命よりも己のポストのほうが重要らしい。次は武器輸出禁止の三原則撤廃。軍需品およびこれに準ずる製品の輸出は、これまでその都度特例で認めるカタチをとってきたが、これからは自由に輸出できるようになる。表向きの理由は、その都度特例を与えるのは一部の業者に利権を与えることになる…というものだが、目指すところは米国のような軍需産業の振興策であろうか。日本の軍事力強化にも直結する話だけど、しょせん人殺しのための道具。作ることも売ることも、私はおおいに反対である。三つ目はトルコと結んだ原子力協定。要するに日本の原発技術を売るにあたって必要な協定なのだが、他の国と結んだ協定とはあきらかに異なる内容が。それは、両国間の承諾によって「ウランの濃縮とプルトニウムの転用ができる」という一文。すなわちこれは「事と次第によっては核兵器を作っても良い」っていうこと。バカじゃないのか。たとえトルコから強い要請があったとしたって、こんなことが国際的に認められるハズもなく。そもそも福島第一原発の事故処理さえできていないのに、この危険な原発を世界に拡散させようとする発想自体が私には理解できない。どうせ売るなら、事故処理をすみやかに完遂させ、その事故処理技術を売るほうがよほど世界平和のためになる。最近は恋愛ソングや人生応援歌みたいな曲がもっぱらで、反戦歌を歌う人はめっきり減っちゃったけれど、それでも反戦の精神だけはちゃんと引き継いで行きたいものと思う。安倍晋太郎氏のご子息の晋三君は私のひとつ上。私と同じように悲惨なベトナム戦争も目の当たりにしてきたハズなのに、どうしてこんなに戦争好きになっちゃったのだろうか。理解に苦しむなぁ。

拍手[1回]

PR
  
COMMENT
NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 
PROFILE
HN:
久村孝治
年齢:
68
性別:
男性
誕生日:
1956/03/02
職業:
広告制作会社 代表取締役
趣味:
ギター、ラジコンヨット、仕事
自己紹介:
30歳にて広告代理店を退社し独立。以降、四半世紀余り広告制作会社を営む。モットーは、仕事も遊びも楽しくマジメに!
CALENDAR
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
SEARCH IN THIS BLOG
RSS LINK
HISAMURA'S SNS
QR CODE
E-A-D-G-B-E COUNTER
Copyright ©  -- えあでげべえ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]