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カテゴリー「政治経済社会」の記事一覧
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午後8時の開始と同時に、選挙速報は自公の圧勝を報じていた。選挙前から自公の優勢は伝えられていたけれど、これほどの大差になるとは。ひとつ良かったことは、これまで何年も首相が何度も交替し諸外国から信用を受け難い状況にあったけれど、これが是正されること。一方、懸念されることは与党があまりに多く議席を獲り過ぎて絶対安定多数、すなわち各委員会まですべて牛耳れ、いかなる法案も難なく可決できる状況になったこと。これで来春の消費税8%、再来年10月の消費税10%はほぼ確実となったし、原発再稼働への道も大きく開けた。憲法改正論議にもおそらく拍車がかかることだろう。膨大な国の借金のことを考えれば増税もやむを得ぬところかもしれないが、肝心の税と社会保障の一体改革や行財政改革についてはあまり論ぜられず、自民党お得意のバラ蒔き政治にならなきゃいいけど。ま、この結果は大多数の民意だから受け入れるしかないが、しかしこれで、もし政権が暴走したときにこれのブレーキ役となる者が誰もいなくなった。ゆえに大勝した自公の議員の先生方には、くれぐれも慎重な国の舵取りをしていただきたいものである。ただそれだけを願う。

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今回の参院選に関して、もうひとつ不思議な現象がある。それは、全国48,777カ所の投票所のうち、なんと16,958カ所(34.8%)で、終了時刻の繰り上げや開始時刻の繰り下げが行われるということ。これは1998年に投票終了時間が午後6時から午後8時に延びて以降、過去最高らしい。少しでも投票率を伸ばしたいとする国の意向とはまったく逆行している。いったいなにゆえ。各選管に対するIWJの取材でも「答えられない」とか「夏だから」とか、いまいち納得し難い回答ばかり。理由がわからないとなると、組織票が多く全体の投票率が下がれば有利と言われている自民党や公明党からの圧力か…とも、ついつい勘ぐりたくなってしまう。はたして本当の狙いは…。この風潮が全国に蔓延し、さらに加速して、投票は「午前中のみ」とかにならなきゃいいけど。

参院選投票所16,958カ所で終了時刻が繰り上げ

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『自民党は同党の改憲草案で、憲法九条を変更して自衛隊を「国防軍」にすることを掲げた。それに伴い、国防軍に「審判所」という現行憲法では禁じられている軍法会議(軍事法廷)の設置を盛り込んでいる。防衛相の経験もある同党の石破茂幹事長は四月に出演したテレビ番組で、審判所設置に強い意気込みを見せた。「死刑」「懲役三百年」など不穏な単語も飛び出した石破氏の発言とは-。(東京新聞7月16日より抜粋)』。今回の参院選の争点のひとつでもある憲法改正であるが、自他ともに認める極右派の安倍首相や石破幹事長の発言から、その目指すものが読み取れる。私がかねがね語っているように、自民党が原発を推進する理由も、たんに原子力ムラの利権だけではなく、核兵器のためのプルトニウム保有にあることは容易に汲み取れる。低コストの安定電力供給なんてのは口実に過ぎない。『発言も表現活動も自由な社会であるのは、憲法のおかげだ。だが改憲を目指す自民党の草案は、現行の二一条を後退させかねないと、危機感を募らせる人が増えている。福島第一原発事故後の警戒区域で取材し写真を撮り続けた男性が、警察の取り調べを受けた事例を基に、表現の自由についてあらためて考えた。(東京新聞7月6日より抜粋)』。実際、現行憲法下においても、とくに原発問題においては数々の言論統制が行なわれているようで、前述の東京新聞など一部のメディアでは報じられている事件も大手メディアはいっさい報じていない。たとえば、安倍総理の福島での演説会でのこと。「原発廃炉に賛成?反対?」という質問カードを持った女性が警察官と名乗る男と秘書と名乗る男4名に取り囲まれ、カードを没収され、その後ボロボロになったカードが教えていないはずの勤務先へ送り返されてきたという事案。私たちが先進国だと思っていた日本において、こんな言論弾圧が平然と行なわれることに危機感を感じた方も多かろうと思う。些細な一件ではあるが、本来ならば「言論の自由」を主張すべきマスメディアがこれにいっさい触れていないことは不思議。もはやメディアも言論統制下におかれているのか。いったい自民党が目指す国家とは…はて。スタジオジブリの宮崎駿氏が憲法改正について小冊子「熱風」7月号にコラムを書いている。機会があればぜひ一読を…。それにしても「戦争へ行くことを拒否したら死刑」などと平然と言ってのける石破氏って、やはり狂気じみている。

安倍首相演説で質問プラカードを一時没収





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ネット選挙が解禁となって初の選挙。政党や候補者たちは、どのようにネットを活用しているのだろうか。すべてを調べたわけじゃないけど、ネットを活用している人いない人、さまざまのようである。若い候補者が活用し、ベテランが活用していないのかと思いきや、若い候補者でも名前すら検索されない方などもいて、実際のところはよくわからない。いちばん顕著に数字がわかるのが「ニコニコ生放送」だろうか。平均しておおむね10,000人ぐらいの視聴者がいて、いちばん多かったのは、とある有名な方の立会演説会の中継で、私が観た時点でその視聴者の数は、な、な、なんと累計54万人。驚異的な数字である。観る動機は人それぞれだが関心を持っている方が多いことは事実。これらネットによる選挙活動がどれほど投票行動に結びつくかはまだまだ未知数だが、これからの選挙のあり方を示唆する試金石となることは間違いなさそうである。ところで、まだ投票先を決めかねている方がおられるようなら、日本政治.comの投票マッチングをぜひお薦めしたい。大切な国政選挙。棄権だけはぜったいダメだから。


日本政治.com-投票マッチング-

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参院選の投票日まであと1日となった。思い起こせば3年前の選挙には、元読売ジャイアンツのこんな顔ぶれも。自民党の堀内常夫氏とたちあがれ日本の中畑清氏。ともに次点で落選。その後、堀内氏は日テレの野球解説者に、中畑氏はプータローのところをジャイアンツファンのDeNAオーナー春田氏に拾われて監督に。二世議員とともに昔から問題視されている、いわゆるタレント候補者であった。彼らが3年前に語っていたように、もし本気で「国民のために男を賭けて議員となる」ことを信念としていたのなら、たったいちどの失敗にくじけず今回の参院選にも再挑戦すべきだが、そうしなかったところを見ると3年前の言葉は、やはりすべて詭弁だったと言わざるをえない。これも「ウソツキは政治家の始まり」とも言われる由縁。もしかしたら過去のブログに書いたかもしれないが、私はこういうウソツキがもっとも嫌いである。さてさて、明日はいよいよ投票日。私たちは誰の意見がもっとも正論であるか、実行力があるか…を問うと同時に、ウソツキか否かをもしっかりと見極めなければならない。

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家内いわく。そこに現に原発があり核燃料があるのだから、いまさら止めても同じじゃん。確かに一理ある。原発がある以上、たとえ稼働していようがいまいが危険性があることに変わりはない。しかし、それは現世代での話。子どもや孫たちの遠い将来を考えたとき、莫大な国家の借金のうえに、さらなる大量の核ゴミと危険な建造物という負の遺産をこれ以上増やしてはならない…と私は思う。大々的には報道されなくなったが、福島第一原発事故による核汚染は収まるどころか広がる一方。本日午後も3号炉から謎の湯気が発生し、この詳細も原因すらわからぬ状況。先の通常国会では人知れずこっそりと環境法の改悪法も可決され、原発事故の原因究明もされぬまま作られた新たな安全基準で、全国の原発再稼働への道が開かれようとしている。事故後はあれほど盛んだった反原発の声も、いまでははるか遠い過去のことのことのように静かになった。これにはマスコミをはじめ、それぞれにそれなりの配慮や思惑があってのことらしい。が、原発事故の悲惨さを描いた映画「朝日のあたる家」の監督・太田隆文氏に言わせれば、言わぬは原発賛成と同じこと。これは私も同感である。百歩譲ってもし原発の再稼働もやむなしとするならば、万一事故が起きた場合の住民の避難先、生活補償、各産業界への損失補償などの責任を、誰がどのレベルで行なうかをキッチリ明文化しておくことが不可欠。現世の一部の原発ビジネスの利権者たちだけのために、たいせつな私たちの孫子の世代を犠牲にすることは許されない。それこそが、いまを生きる私たちに課せられた責務であろう。

原発がなくても電力は足りる。

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ネット選挙が解禁となった。だが、芸能人の活動は許されないのか。EXILEが出演予定だったNHKの番組が、急きょ放送中止になったそうな。理由は、EXILEのメンバーが自民党の参院選候補を応援するツーショット写真がインターネット上に公開されたから。つまりNHKいわく「政治的公平性への配慮」とのこと。でもネット選挙が解禁された以上、これは違法でもなんでもない。たとえ芸能人であれ、憲法の元に「表現の自由」はあるはず。政治的な発言をしている論説者や著名人のTV出演は認められても、芸能人はダメなのか。これって、なにか妙な気がするのは私だけだろうか。

芸能人の選挙活動はタブーなのか

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PROFILE
HN:
久村孝治
年齢:
69
性別:
男性
誕生日:
1956/03/02
職業:
広告制作会社 代表取締役
趣味:
ギター、ラジコンヨット、仕事
自己紹介:
30歳にて広告代理店を退社し独立。以降、四半世紀余り広告制作会社を営む。モットーは、仕事も遊びも楽しくマジメに!
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