E-A-D-G-B-E
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
毎日が父の日
6月の第3日曜日、つまり昨日は「父の日」だったんだね。みんなのSNSを見て初めて知った。プレゼントした人、された人。おそらく一様に良い思い出となったことであろう。ところで我が家では「母の日」「父の日」の類いの儀式はいっさいない。もちろん、だからと言って家族の絆が稀薄というわけではけっしてない。私のボケと家内の天然ボケと、それに対する家族のさりげないツッコミで、毎日けっこう楽しくやっている。そもそも振り返ってみれば、37年前に私がサラリーマン生活から卒業したときから、ずっと生活面・経済面で迷惑をかけてきた私のわがまま人生に付き合ってきてくれたのだから、ま、言わば毎日が「父の日」みたいなもの。けっして皮肉ではなく、心の底からそう思っている。家庭における父親ってのはじつに微妙な存在で、動物学的に言うと、母親と子どもは真の家族であるが、父親は社会が築いた形式的な家族。かつて昔、戦争で亡くなっていく兵士たちが最後に叫んだ言葉は「おかあさん!」であり、ひとりとして「おとうさん」と呼ぶ者はいなかった…ということからも、それはよくわかる。でも、日々の生活のなかではたいして役に立たない父親も、精神的な支柱としての役割はおおきく、また父親である私たちまたそんな家族を心のよりどころにして生きている。ちょいと理屈っぽくなっちゃたけど、なにはともあれ親父は家族とともにあるのだよ…ってね。がんばれ、世界中の親父たち!そんなことを、あらためてふと思う「父の日」である。
PR
COMMENT