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おっとドッコイ!
JUMBO J-25。これは何年か前、事務所の姐さんの誕生日にプレゼントしたギター。そもそもは、ネットオークションでたまたまマーチンD-28とそっくりのギターを見つけ、開始価格はハードケース付で1,000円。ところがメーカー名も機種名も記載されておらず「まさかマーチンであるはずがない」とは思いつつも、万が一にもD-28であれば超ラッキーだし、仮に違ったとしても中古ハードケース代だと思えば…ということで、結局約5,000円で落札。届いてさっそく開封。ヘッドを見ると…ジャ、ジャ、ジャンボ?なんじゃこりゃ。だが弾いてみるとかなりの鳴り。ネットで調べてみると、JUMBOはマーチン研究家の田原良平という方が設立した伝説の国産ブランドで、このJUMBO J-25は細部までそっくりマーチンD-28を模して作られたギターとのこと。なるほど、写真だけではD-28と見間違うわけだ。で、現在でも隠れた名品としてヴィンテージギター愛好家の中では人気が高く、中古市場価格は30,000円弱といったところらしいから、まぁ結果的にお得な落札だったと言えそうだ。ただし、かなりダメージが酷かったので、大阪の知人にリペアを依頼。指板落ちの補修、フレットの一部打ち直し、ネックの調整、サドルの高さ調整、トップ板等の打痕の補修など、楽器店に頼めば30,000円近くも掛かりそうなリペアを、たった10,000円でやっていただき、見違えるほど素晴らしいギターに蘇った。日頃、安物買いで失敗ばかりしている私だけど、たまにはこういうアタリだってあるのだ。しかも、このJUMBO J-25が、いまなお姐さんの愛用ギターとしてさまざまなステージで活躍していることは、私にとってこの上ない喜びでもある。
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