E-A-D-G-B-E
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
気概のある政治家を望む
我が故郷、菊川市にもたくさんの偉人がいるが、そのうちのひとりが三橋四郎次氏。彼は明治12年、丹野に生まれた。32歳で村議会議員になったのをスタートに村長や県会議員を何度も務め、大正13年には衆議院議員に、昭和15年には多額納税貴族院議員に推薦され当選。いまではほとんど語られることもなく、地元以外では知る人も少ないが、彼は日本のお茶をヨーロッパ諸国に売り込んだ偉大な功績を残し「茶の三橋」の異名を持つほど。丹野から横地に抜ける細い農道が近年まで県道であったことも、彼の功績の名残。だが彼が本当にスゴイのは、その功績ではなく、それらの政治活動すべてを私財を投げ打って行なったこと。このためいまでは三橋家は衰退し、旧三橋邸としてひっそりと佇まいを残しているのみ。金のためではなく、真に住民のため国民のために働く…これこそが「政治家」としての本分であろう。いまの「政治屋」の皆様に欠けるのは、そういう気概ではなかろうか。都知事選時に某大手医療法人から5,000万円も供与されながら、これを選挙費用収支報告書に記載しなかった某現職都知事は、いったいどう考えているのだろうか。そういや、消費税という発想も、もともとはヨーロッパで輸出産業救済のために設けられた制度で、これはいまの日本の消費税も同じ。大手企業を手助けすれば政治屋が儲かる…という論法の象徴である。ただひとつ大きく違うことは、この税収が福祉の充実に結びついているか否か。消費税アップだけが先行しちゃって、数年前にあれほど言われていた行財政改革はすっかりどこかへ消え去ってしまった。政治屋も官僚も、自分の身を切るのはツライことだというのはわかるけど、それじゃあ我々が納得できないのはアタリマエ。与党でも野党でもよい。前述の三橋四郎次氏のような真の「政治家」の登場を私たち国民は切望しているのだが…。その夢が叶う日は、まだまだ遠いかもしれない。
猪瀬知事5000万円受領、市民団体が告発状 公選法違反容疑
猪瀬知事5000万円受領、市民団体が告発状 公選法違反容疑
PR
COMMENT