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やっぱり「餅は餅屋」だと思う
本日、とあるニセ作曲家の会見が行なわれ、メディアはこんなくだらない話題でほぼ一色。すくなくともウクライナに比べれば日本はきわめて平和である。くだらない…とは思いつつも、このニセ作曲家の件に関してひとこと感想を述べると、どうやら彼は「俳優になる」と語って上京したらしく、そういう点で言えば、彼の演技力はたいした者である。10数年にわたって周りの人々もメディアも騙し続けてきたのだから。作曲の能力がないことが暴露されてしまった以上、音楽の世界でメシを喰うことはもう絶望的なので、いっそ俳優に転身して悪役でも演じたらけっこういけるかも…と思う。知名度は十二分にあるし。あ、そうそう知名度と言えば、演技力はなくても知名度だけで俳優をやっている人もたくさんいるよね。たとえば「福家警部補の挨拶」に出ている人気アイドルグループのあの人とか。昔、駐車禁止を婦警さんにとがめられてクルマの中に閉じこもってしまった…というチンケな事件でも名を馳せた方。その当人が、こともあろうに警察幹部の役をやらされているから始末が悪い。あんなロン毛の警察官なんて絶対あり得ないのに。本物の役者なら役づくりのために丸刈りにしたり、あるいは激太りや激やせをしたり、マッチョな身体づくりをしたり…とか、そういう努力もするものだが。まぁ役者って仕事をなめているんだろうね、本業じゃないから。最近では声優の世界でも似たような現実があり、視聴率稼ぎのために無理矢理アイドルを起用する傾向にあるようだ。そう言えば、某局ではお天気お姉さんにAKBを起用して悪評をいただいているとか。俳優は俳優。声優は声優。お天気お姉さんはお天気お姉さん。やっぱり、それを本業としている人にはプロの自負もあるし、ノウハウも持っているし、まず第一にその仕事にかける情熱が違う。一部にはアイドルが登場することで喜ぶ方もいるかもしれないが、逆に、アイドルの登用によって作品自体が陳腐な物になってしまうことを嘆く人々も数多いのである。私は後者。やっぱり「餅は餅屋」。仕事は責任とプロの自覚を持っている方にまかせるべきであろうと思う。話はずいぶん明後日のほうにスッ飛んでしまったが、冒頭に述べた某ニセ作曲家は、やはり今後は役者の道へ進むべきだろう。詐欺師の役でもやらせたら最適かも。たとえば和製版「薔薇のスタビスキー」とかさ。すくなくとも、演技力も情熱もないアイドルにやらせるよりは、はるかに良いと思うけどなぁ。
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