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本当に風評被害と言えるのか
「風評被害」とはそもそも、根も葉もない噂により経済的な被害を受けること、 非難を受ける対象とは別のものが攻撃されてしまうことなどを意味する。世間ではいま「週刊ビッグコミックスピリッツ」に掲載された「美味しんぼ」の福島第一原発事故による健康被害の内容について、福島県や安倍くんや閣僚たちがこぞって批難している。もしマンガの内容が根も葉もない作り話ならば、彼らの言うところの「風評被害」にあたるかもしれないが、もし真実であれば…。国や県にとって都合の悪い放射能被害の実態を押し隠し、あたかも安全であるかのように唱うこの報道統制こそ、きわめて重罪と言わざるを得ない。ときは折しも、韓国の客船横転沈没事故で韓国国内の官民癒着の腐敗体制があぶり出され、日本の各メディアはこれを批判めいて報道しているが、ちょいと視点を変えれば、これと同じような、いや、もっと深刻な腐敗構造が我が日本にも現存しているような気がするのだが。憲法で言論の自由が認められているはずの我が国で、閣僚たちが必死になって、いちマンガ家を批難していること自体が滑稽。国には国民の安全を守る義務があるのに…。ことの真偽は別として、福島第一原発事故後の放射能汚染の実態と、これをひた隠しにしようとする国や県そして原子力ムラの歪んだ構造に、国民が目を向ける良い機会にはなったと思う。ちなみに、これは震災当時ブログにも書いたことであるが、震災直後の2011年4月1日から突然、我が町近郊の浜岡原発の環境放射線測定値が宇宙線寄与分(28nGy/h)が差し引かれた数値になにゆえか変更された。3月11日に震災が起きて、4月1日から変更…って。たまたま偶然とは到底思えない。で、肝心のその線量だけど、もちろん健康被害を及ぼす数字ではないんだけど、宇宙線寄与分を加算して原発事故前の数値と比較すると若干ながら確実に増えている。お茶は当地方の基幹産業なので、経済への影響を考えて誰もがこのことには触れないけれど、これは我が静岡県に限った話ではなく福島はもとより全国に影響のある重大事由。詳しい調査も行わないまま、すべて「風評被害」というマヤカシの言葉で片づけてしまうのはいかがなものか…。私はおおいに疑問に思う。
「美味しんぼ」登場の医師「すべて事実。抗議は被災者に失礼」
環境放射線測定値の表示方法の変更について
現在の環境放射線の状況
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