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集団的自衛権は必要か否か
いま国民の誰もが関心を持って注目していること。それは、福島第一原発とTPPとそして集団的自衛権のことであろう。すくなくとも2014年第6回AKB48選抜総選挙ではないことは確かだ。で、そんな注目課題のひとつ集団的自衛権については、国民の声は大きく二分されている。国際紛争に積極的にかかわることによって国際的な強調路線を維持し、これによって有事の場合は自国防衛に結びつく…という考え方。かたや、これにより戦争に巻き込まれる可能性が高まる…という考え方。いずれにも一理あり、判断は難しい。ただひとつ、私が言いたいのは、国際紛争を交通事故や近所付き合いに見立てて例をあげ、集団的自衛権の必要性を説いている論説者たちの弁は間違っている…ということ。いくら安全運転に心がけていても事故に遭遇することはある、だから必要。引きこもってご近所付き合いを避けていると、万一ご近所トラブルが発生した場合には地域の方々が助けてくれない、だから必要。…という説である。一見、あ、なるほど…とも思える例えであるが、国際問題ってのは、交通事故ともご近所トラブルともまったく異質のものである。こういうマヤカシの論法は歓迎できない。戦争という行為は、人としてあってはならない大罪。大量殺戮をも是としてしまう、恐ろしく、そしてもっとも愚かなこと。この世から是が非でもなくさなければならないし、これに我が日本が加担することなどになって欲しくはない。憲法解釈を拡大して集団的自衛権を認めれば日本の平和は守られる…はたしてどうか。これにより自衛官が戦死することも、日本が戦争の標的になる可能性も考えあわせれば、そんな単純な話ではない。では、どうすれば日本と世界の平和を守れるのか…いまこそ、私たち日本人が英知を絞って、その答えを導かなければならないときであろう。もっともダメなのは無関心。国民一人ひとりが、まず真剣に考えることである。
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