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安全な煙草と危険な煙草
農産物の産地表示が当然のこの世にあって、いまだに産地がまったくわからない商品がある。それは煙草。現在JTが製造する煙草の原料である葉煙草は、国内の煙草農家との契約栽培によるもので、その産地の大半が九州と東北である。品種は黄色種、バーレー種、在来種の3種類。どの産地でどの品種を栽培し、銘柄毎にどのような比率でブレンドしているかはいっさい公表されていない。となると、私たち愛煙家が気になるのは、自分が吸っている銘柄にどれだけ東北産の葉煙草が使用されているか…ということ。福島第一原発の事故後、JTは葉煙草に含まれる放射能の基準値を事故前の数倍に引き上げている。ここまで言えば、私が何を言わんとしているか、もうお気づきであろう。つまり東北産の葉煙草の比率の高い銘柄の煙草は、それだけ放射性セシウム等の比率も高いということである。もちろん、これを公表してしまえばその銘柄は売れないし、しいては東北の煙草農家も困窮してしまう。だが、これはJTを支えていてくれる愛煙家たちに対する、たいへんな裏切り行為。銘柄毎の産地比率をキチッと明示して、東北産の比率の高い銘柄は価格をグンと下げる。そして値引きをした分の補填は、当然、東電に負っていただく。さすれば、安全だけど高い銘柄と、放射能汚染の危険性はあるが安い銘柄の、いずれを選ぶかは消費者の自由。それこそが求められる誠実な企業姿勢だと私は思うが、いかがだろう。原発事故後、茶どころ静岡のお茶の出荷量が減り、これに代わって九州産が増えているそうだが、消費者心理として十二分に理解できる。ましてや葉煙草のように、東北産と九州産ではその違いは如実。だけどお茶のように消費者動向にその影響が出ないのは、契約栽培で100%JTが買い取っているから。同様の理由でマスコミもこの問題にはいっさい触れもしない。本当はとても重大なことなのに…。もっとも、そんなに健康のことが気になるなら煙草なんか吸わなきゃいいのに…と言われてしまえば、ま、それまでの話だけどね。ははは。

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HN:
久村孝治
年齢:
61
性別:
男性
誕生日:
1956/03/02
職業:
広告制作会社 代表取締役
趣味:
ギター、ラジコンヨット、仕事
自己紹介:
30歳にて広告代理店を退社し独立。以降、四半世紀余り広告制作会社を営む。モットーは、仕事も遊びも楽しくマジメに!
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