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毒まんじゅうを喰らった人々
人の器の大きさは「人をいかに責めるのではなく、いかに許すか」とのことが、これが言う簡単、成すは難し。とくに私がイラだつのは、原子力ムラの毒まんじゅうを喰らって私腹をタップリ肥やしながら、いまなお平然とTVに出つづけている方々。勝間和代氏や星野仙一氏、草野仁氏、玉木宏、北村晴男氏、薬丸裕英氏、岡江久美子氏、渡瀬恒彦氏…などなど。一昨年3月11日の福島第一原発の事故以前、いかに原発が安全でクリーンであるかを訴えるCMに出ていた有名人は数知れず。なかにはあきらかに原発が何たるやもわからずに、たんにカネのためだけに出ていられたような顔もあり、まぁその方たちは仕方ないとしても、学者や知識人たちの場合はそうはいかない。信憑性という意味でも社会的な影響は大きいからね。青木理氏によれば、こういう知識人が原発推進の原稿を書けば、その稿料はなんと1本500万円だとか。驚きである。そんな背景を考えれば、原発事故後の対談番組で勝間和代氏が「放射性物質が危険だという考えがおかしい」「小児に甲状腺がんがでる程度」「津波の死者に比べて死者が出ていない」などと暴言ともとれる発言を平然としていたのもうなずけないわけではない。彼女のように“毒”にどっぷり浸かりきった人物が、いまだ社会的に抹殺されることなくマスコミに出つづけていること自体、やはりマスコミも含めた日本中の大組織の多くが原子力ムラの傘下もしくはその影響下にあることを示唆するものであり、私としては恐怖を感じる。かつて「水蒸気爆発など起きるわけないし、プルトニウムは飲んでも平気」と言っていた御用学者の東大の大橋正忠教授などは、もう論外。表舞台からは姿を消したけれど、いまなお原子力ムラの利権で美味しいメシを喰ってるんだろうな…と思うと、器の小さい私はやはり腹がたつ。人が過ちを犯すのはやむを得ぬこと。しかし、過ちは正していかねば新しい道は開かれない。これは「いかに許すか」の範疇を超えていると私は思うが、いかがなものであろう。
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