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Amazonで購入した「高田渡読本」が、今日届いた。この本は、2005年に高田渡氏が56歳で急逝された後、彼と親交の深かった方々が寄せたエッセイをメインに構成したもので、若くして老成し、そして多くの人に愛された高田渡氏の「人となり」「人生観」などがよくわかる。読み物としてもとても面白い。高田渡ファンは必読かも。もちろん私には(そして誰にも)彼の生き様を真似することはできないが、これを読むと、彼が作り歌った「歌」の背景にあるものがすこ〜し見えてくる気がする。私が高田渡氏を論ずるなんて百年も早いが、ひと言で言えば「世の中をちょいと斜めに見る姿勢」と「肩肘張らない自然体」な生き方が彼の特異なところだろうか。もちろん、それを知ったからと言って、私が歌う彼の「歌」が劇的に上手くなるなんてことは絶対ないんだけどね。

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広島に原爆が投下されて、ちょうど68年。なにか遠い過去のことのような気がするけれど、私が生まれるわずか10年ほど前の話なのである。そんな悲惨な戦争、敗戦、被曝…の傷はいまなお根強く、国連の元で日本は「口は出さず金を出せ」が当然としてもっとも多額の出資を強いられ、隣国との関係もいまだギクシャクしたまま。そんな日本においていま深刻なのは、やはり福島第一原発。放射能汚染された地下水が海に広がる事態に至って東電はようやく「緊急時」との認識を示したが、収束のメドはまったく立っていない。過日、原子力規制委員会が東電に対し「危機意識が足りない」と苦言を呈していたが、はたしてもっとも「危機意識が足りない」のは誰か。金と権力に負けてマスコミも「臭いものには蓋をしろ」とばかりに、最近は原発事故関連の報道を控えているが、本当にこれで良いのだろうか。第二次世界大戦が私たちに陰を落としたのと同じように、日本中に現存する原発や核廃棄物が後世の者たちの重い負担にならなければ良いのだけれど…。
福島第一原発 汚染水くみ上げ急きょ今週から
福島第一原発 汚染水くみ上げ急きょ今週から
先般の中央アルプスにおける韓国人ツアー客の遭難事故について、またもや日本非難の声が上がっているそうな。外国人観光客誘致に力を入れているのであれば、山岳など危険な場所では非常時用の携帯電話を貸すべき…とか、入山規制がされていなかったから…とか、事故の要因はあたかも日本側にあるような見解だ。一方、韓国外務省は日本の救助活動に対し公式に謝意を表しているし、韓国のすべての方が日本の責任とは思っているとは思わないけれど、こういう論調が平然と出てくること自体が空しい。互いの立場を尊重しあえば、もっともっと良好な関係を築けるはずなのに…。
アルプス遭難事故、韓国で責任転嫁の声
アルプス遭難事故、韓国で責任転嫁の声
私はいまだ、年々少数派となりつつあるガラケー派である。しかし、そんなガラケー派には聞き捨てならないニュースが。台湾で57歳の男性が、愛する孫たちとチャットができないことを苦に自殺したというのだ。彼はスマホやパソコンが使えず、孫たちとコミュニケーションが取れないことから疎外感を感じていたらしい。私も彼ほどパソコン音痴じゃないけれど、チャットは苦手。若い頃コピーライターをしていたためか、頭の中でいちど推敲してからでないと文章が出てこない。これもジェネレーションギャップのひとつと言ってしまえばそれまでだが、技術や文化の移り変わりが激しいこの時代。頭をよほどフレキシブルに保たなきゃ、孫たちとのコミュニケーションはおろか、社会から隔絶されてしまうかも…。そんな不安がちょいと頭をよぎったニュースである。
「スマホ使えない」と57歳自殺
「スマホ使えない」と57歳自殺
福島第一原発の放射能汚染拡大のことはずっと前から言われ続けたのに、地下水が海に流出していることを東電が公表したのは、なにゆえか参院選投票日の翌日。マスコミも東電もそれまでひたすら沈黙を守り続けていたのには、何かウラがありそう…と思った方も多かろう。たとえば政治的な力とかね。これに対し、原子力規制委員会は「危機意識が足りない」と東電を非難しているけど、かく言う規制委員会だって、事故の原因究明はおろか放射能汚染に対してもまったくノーチェックで、すべて東電まかせ。「危機意識が足りない」のはまったくもって同じ。この、マスコミ、東電、規制委員会らの一連の動きは、どう見たって茶番。では、誰がこの脚本を書いているのか…。おそらく原子力ムラのトップの、その側近の方々であろうが、もしかしたら、もっとも「危機意識が足りない」のは彼らと、このシナリオに操られている我々国民なのかもしれない。
地下水位上昇、報告遅れ
地下水位上昇、報告遅れ
先般のサッカー東アジア杯の日韓戦の横断幕の一件。こんなことばかり書くとネトウヨと思われちゃうので、ほどほどにしておこうと思うけど、だけど、韓国側の弁明があまりに笑えちゃったので…。外交で何かトラブルがあるとすぐに相手国のせいにするのは中国や北朝鮮と同じ、大陸系の方々の常套手段。で、今回の横断幕や肖像画の掲揚は、韓国に言わせれば、日本のサポーターが旭日旗を掲げようとしていたから…とのことだが、とすると、試合開始前のわずかな時間であの超ビッグサイズの横断幕や肖像画を作ったということになる。いくら技術が進んだとは言え、それが不可能であることくらい猿にもわかる。事前に準備した物であることは明らかなのに。この言い訳にはマジ笑えた。それにさ。もう日本をそんなに敵対視しなくてもいいんじゃないの。家電でも電子機器でも政治力でも芸能面でも、もはや韓国の方が日本より上なのは誰もが認めるところ。日本に追いつけ追い越せ…は、もうすでに過去の話なんだから。互いの良いところを認め合い、ともに手を取り合って共存共栄の道を探ったほうが互いのためと、私は思うんだけど。
ソウルで28日に行なわれたサッカー東アジア杯の日韓戦で、観客席に「歴史を忘れた民族に未来はない」との横断幕が掲げられた件。この対戦を中継していたのが皮肉にも韓国系メディアのフジTV。この横断幕を堂々と映像に流したのは意図的か、はたまた偶然だろうか。それはさておき、日本サッカー協会は翌29日に主催者の東アジア連盟に抗議文を提出したらしいけど、これってどうなんだろう。この横断幕の文面は、竹島問題など日本に対する抗議文ともとれるけど、歴史を歪曲して教えられている自国民への自戒を促す文とも読み取れる。実際、最近の韓国では漢字の読み書きができない若者が増えて問題になっているとか。賢明な韓国の方々がFIFA規約に違反してまで日本を批難するなんて、そんな愚かなことをするとは思えないし、やはり自国民への警鐘なんじゃないだろうか。私の解釈は間違っているかな。