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弾き語りに限らずほかの音楽やスポーツも同じだろうけど、練習で100%できても本番では80%程度できれば上等。練習以上のことができるなんてことはあり得ないわけで。しかも、アイススケートの4回転ジャンプやトリプルアクセルみたいに、技の難易度が上がれば上がるほどその成功率は低くなる。無難な演技で安全策を取るか、あえて難度の高い演技に挑戦するか…それはまさに演者の志向と判断によるところ。なにゆえ唐突にこんなことを書くかというと、弾き語りのアレンジ譜を書くときに、最近いつもこのハザマで気持ちが揺れ動く。プロじゃないから完璧を目指す必要はないけれど、それでも人に聴いていただく以上はある程度の完成度の高さは必須。たとえいかに不調なときでも60%以上の及第点を出せ、なおかつ持てる技術で表現でき得るレベルで…と考えると、その落としどころにいつも迷う。いつも安全策ばかりでは自らの成長も望めないし、かと言って高望みし過ぎると、一曲の完成に膨大な時間を要してしまうばかりか、ギター演奏に固執し過ぎて“弾き語り”の本質を見失いかねない。そもそも弾き語りが“弾き歌い”ではなく“弾き語り”と呼ばれる由縁は、バンド演奏よりも歌詞を伝えやすい演奏スタイルだから。最近、アレンジの手法もすこしマンネリ化してきているし…いろいろ迷うことが増えたので、ちょいと自身に新しい風を吹き込むためにゴンチチの「知識ゼロからのアコースティック・ギター入門」なる本を買ってみることにした。中身は見たことがないが、目次を見ると私の好きなピッキング奏法の基礎から応用までが順序だって書かれているらしい。もちろん、最近私が覚えたばかりの、あのカーターファミリー・ピッキングも。値段は税込1,365円。ちょっと高めの弦を1セット買ったと思えば。これで新しい何かをつかめれば安いもの。ああ、早く届かないかな。楽しみだ。

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明日は掛川市長選挙&市議会議員選挙の投票日。で、今回ちょいと気になったのが、SNSを使ってのオシメン候補のPR。気持ちはよ〜くわかるけど、ネットを使ったPRが可能になるのは今夏の参院選の公示日から。それもいくつかの制約つき。そもそも現行の公職選挙法は昭和25年制定のものだから、時代にまったく即していない。でもルールはルール。守らなくっちゃ。クルマを運転するのに道路交通法を守らなくちゃならんのと同じように、有権者である以上は公選法も守らなきゃ。そんなルールを知らずに書き込んでいるのか、はたまた、知ってはいるが「このくらいなら」ってことで書いているのかはわからないけれど、やっぱりダメなものはダメ。公選法が適用されないAKB総選挙ならばいざ知らず。
ネット選挙解禁 改正法が成立
ネット選挙解禁 改正法が成立
“なんでモールデビュー”って言ったって、けっして歌を歌ったわけじゃない。いわゆる“公園デビュー”と同じで、初めてお店に入ったというだけの話。今宵はStrawberryShakersさんと佐助君のジョイントコンサートがあり、アイドル業も務めるStrawberryShakersのヴォーカル亜桜ゆぅき君のオッカケで…というのは表向きの理由で、じつは私のお気に入りソロギタリストの佐助君のステージを聴きに。で、まずは“なんでモール”さんの感想。正直言って、想像していたよりは小さなハコだったけど、小洒落ていて落ち着いた良い雰囲気。オーダーしたアイスコーヒーもカレーピラフもともに美味しく、クルマだから無理だけど、できればアルコールも一杯やりたいところ。そして、肝心の佐助君のステージだけど、さすがに堂に入ったもの。年齢は私よりも30歳以上、下なんだけど、ステージ経験ははるかに先輩。ギターの技術はもとよりステージづくりがとても上手い。勉強になる。そう言えば最近は、どこのライブやコンサートへ行っても、私は演奏よりもMCに注視している気がする。最近聞いたなかでNo.1はビリーバンバン、No.2は小椋佳さん。やはりこの辺りは年の功か。客の掴みがじつに上手い。逆にこれはちょいと…と思ったのは、どこの誰とは言えないけれど、客そっちのけでステージ上だけが盛り上がっていたMC。まぁお客様も千差万別だし、ライブ会場によって雰囲気もまったく異なるから、このMCってやつはホントに難しい…って、つくづく思う。私たちは芸人じゃないから超絶な笑いを取る必要もないけれど、それでも、お客様の貴重な時間を自分のために割いていただくのだから、それなりに内容のあるステージにしなくちゃならない…と思う。とくに私のように歌もギターも“聴かせる”力を持たない者は、MCも含めた総合演出で勝負しなくちゃならないならないから。これが容易なことじゃないことはわかっているけれど、それでもあらためて“がんばろう”って、そんな思いにさせられた今宵の“なんでモールデビュー”であった。
ある説によると、仕事ができる人とできない人の違いは優先順位をキッチリ見分けられるか…だとか。そういう点では、おそらく私はできない人の部類に入るのかも。たとえば優先順位がA・B・Cの仕事があったとしても、Aは乗り気がしなくてCの仕事に満々のやる気が…ってことがときにある。そこはしょせん感情の生き物。すると、いてもたってもCをやらずにはいられない。で、そのCが仕事であればまだしも、ときにプライベートのことだったりすることも。それがいま。ある懐かしい曲の、弾き語り用のアレンジを始めたら、これが楽しくて楽しくて。ソロギタリストの佐助君に教えていただいたTuxGuitarっていう無料ソフトを使ってギター用の伴奏譜を作り始めたら、これが面白いのなんの。譜面を作成して、すぐその場で音の確認ができて…あ、この音も加えよう、ここのベースラインはこう変えよう…なんてね。音づくりはまさに自由自在。そして譜面をプリントアウトして…実際にギターで弾いてみて「こんな難しい演奏ができるか!」って自分で自分にツッコミを入れながら、また手直しをして。こうしてだんだん自分の思い描く演奏スタイルの譜面ができていく。で、ある程度できたところで「続きはまたあとで」って切り替えて仕事に戻ればいいんだけれど、「もうちょっと、もうちょっとだけ」と延々とこの楽しい作業がやめられない。これは、かつて昔ラジコンを作っていたときと同じで、ついつい夢中になって朝まで…なんてことも。そんな細かなアレンジの違いなんて、実際に私の弾き語りを聴く方にはおそらくどうでも良いことなんだろうけど、私としてはやはり自分の納得できるものにしたい。その辺がA型人間の性格の良くも悪くもあるところなんだろうな…と思いつつ、今宵もまたにわか編曲家気分に浸っている。
TuxGuitarダウンロード
TuxGuitarダウンロード
私がTVを観るのは、昼食時と仕事にやや余裕があるときの夜。だから昼食時のニュースソースは、私の情報源としてかなり重要なポジションを占めている。しかし民放4局のうち2局は箸にも棒にもかからぬ低俗番組で、残る2局も時事ネタを取り上げてはいるもののレベルはけっして高くない。視聴率を稼ぐために多くの視聴者が食いつきそうなネタだけを取り上げるのはやむを得ないのかもしれないが。にしても、アンカーマン(とは言えないか!)に冴えもなく、論説者も推論ばかりで意義深いコメントはほぼ皆無。ここ数年マスメディアのレベル低下が唱えられているが、これには私も同感である。ちなみに、ここ数日は北朝鮮のミサイルで話題は持ち切りで、もちろんこれも重要な外交問題だけど、福島第一原発の汚染水の問題のほうが我々国民にとって、より重要で、より深刻なはず。将来の価額技術の進歩に期待する…なあんて吞気なことじゃ、やっぱりまずかろう。この問題は、マスメディアも含めて国民全体が注視することによって、より速やかで、かつより万全な対策が取られるよう促していく必要にあるように思うのだが…。すくなくとも、こんな状況下において、なおも原発の増設を押し進めようとする現政権の政策について、もっと議論がなされてもよさそうなものなのに。だって、昨年の国民の意識調査では大多数が原発ゼロを望んでいたんだよ。国民の意識と政策にこれほど差があるのに、それでもこの問題にいっさい触れようとしない日本のマスコミって“いったいどうなの?”と思わずにはいられない。
原発問題/福島第1原発の現状
原発問題/福島第1原発の現状
ブルーベリー農園ライブへお招きするつもりだった学生時代のバンドリーダーから連絡があった。聞けば、高所から落下して腰の骨を折り、退院したばかりでまだ足もつけぬ状態だと言うではないか。そう言えば、日頃お世話になっている“椿”のオーナーも、過日バイク事故で大怪我をして入院したばかり。怪我は思わぬところに潜んでいる。もちろん、ときには注意していても防げぬ事故もあるけれど、注意すれば未然に防げることも多々。こんなことをいまさら言っても遅いが、難に合われてしまったご両人には、一刻も早い回復をただ祈るのみである。さてさて話は、メジャーリーグから草野球ぐらいまで急激にレベルダウンするけれど、過日ネットでギターの弦をオーダーする際に、ついでにレモンオイルもオーダーした。ササッと検索して見覚えがあるレモンオイルがあったのでコレを発注したのだが…。届いていざ使ってみるとまったく効果がない。あれ?と思い、よくよく考えてみたら、かつていちど購入し「二度と買うものか!」と心に誓い、それで覚えていた商品だった。とほほ。怪我一生ならずとも、やっぱり注意は怠らぬに越したことはない。
今日、SUZUKI F-300の弦を張り替えた。どの弦を張るか迷ったあげく、選択したのはマーチンのフォスファーブロンズ。最近はダダリオやアーニーボールの10-47のニッケル弦ばかり使用していたので、同径の10-47であるエクストラライトを張った。5月3日のブルーベリー農園ライブでは、高級品のジョンピアースのフォスファーブロンズ12-53を2日前に張って使うつもりだけど、もしマーチンの感じが良ければ、同じマーチン弦に張り替えて、当日もこれで行こうかとも思っている。ところで、アコースティック弦にはブロンズ(銅)と、これに錫を加えたフォスファーブロンズの2種類があり、私のようにニッケル弦を使う方は稀。それぞれに特徴が異なり、ブロンズはアコギらしい重厚な音。フォスファーブロンズはキラキラした音。ニッケル弦はさらにキラキラとした音になるが、見方を変えればチープな音と言えなくもない。逆に弾きやすさで言えば、ニッケル→フォスファーブロンズ→ブロンズの順であろうか。でも、これも個人の主観の問題。ニッケル弦は柔らかいので左手は確かに楽であるが、簡単にチョーキングしてしまうので押さえ方に気を遣わなければならない。チョーキングを多用するブルース系の曲などを弾くときには適しているが、その他の楽曲では音を狂わさずに弾くのがむしろ難しいかも。ギターとの相性もあるし。奏でる楽曲にもよるし。弾く者の好みもあるし。そして、もちろんコストの問題もあるし。一概にどの弦がベストか言えないから、弦選びはホントに難しい。正解なんてないのだ。ただ、どの弦も、新しく張り替えたときのあの爽快な気持ちだけは変わらない。
