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カテゴリー「政治経済社会」の記事一覧
- 2025.07.15 [PR]
- 2013.08.30 当事者の立場になって考えてみれば
- 2013.08.22 表現の自由さえも
- 2013.08.06 後世に明るい未来を
- 2013.08.03 モアベターを模索しよう
- 2013.08.02 危機意識が足りない
- 2013.08.01 敵対しても良いことはない
- 2013.07.22 まずは政治の信頼回復から
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私がブログに何を書こうが、それがまったくの無力であることは知っている。だが、原発事故の悲惨さを描いた映画「朝日のあたる家」の太田監督が語っているように、黙っていることは認めていることと同じなのである。さて、その原発事故。政府もマスコミも極力報道を抑え、小さく小さく扱おうとしているしているように思えるのは私だけだろうか。当初は原子力規制委員会がレベル1と発表していた汚染水漏れは、レベル3に引き上げられた。これは国際原子力機関(IAEA)から「混乱を避けるためにも適切な情報発信の計画が必要だ」という要請があったかららしい。レベル3というのは、すなわち「重大な異常事象」。すでに事故直後にレベル7を経験してしまっているためか、レベル3程度では誰も驚かなくなってしまった…このこと自体が、すでに異常な事態である。多くの方が証言しているように、いま福島で行なわれている「除染」は、あくまでもまやかし。「除染」という魔法の言葉によって、あたかも除菌シートで滅菌するのと同じようにサッと放射性物質を拭い去ることができるようなイメージを与えているが、実際はほとんど効果がないというのが現実。そもそも、原発事故前は年間1mSv以内であった許容値が、事故後は20mSvに引き上げられたこともおおいに不自然。要は、非難民の数をできるかぎり抑えたい、とする政府のもくろみが見え見え。あのチェルノブイリだって居住が認められるのは年間5mSv以下。しかも1mSv〜5mSvの地域では、居住するか否かは住民に選択権があり、非難する場合は国から支援されるらしい。つまり政府が言うところの年間20mSvという数値が、いかにいい加減なものであるか。これは5年住めば100mSv、10年住めば200mSvを被ばくするということであり、多くの医学者たちがその危険性を指摘しているが、住民に異常が出るころには政治家も担当官僚たちもすでに引退しているか、もしくはこの世にいない。ここはやはり有識者たちが語っているように、無駄な「除染」に多額な予算を投じるよりも、汚染地域はすべて国有化して、避難民たちの生活支援を全面的にバックアップしてあげるべき。それこそが、いまの政権に求められる英断事項であろう。「除染」というまやかしの元に、将来の夢や希望を失われた被ばく地域の住民の方々が気の毒でならない。
「支援法放置」は違法 福島の住民ら提訴
福島第1原発事故 自主避難者ら国提訴
除染より移住
「支援法放置」は違法 福島の住民ら提訴
福島第1原発事故 自主避難者ら国提訴
除染より移住
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いま話題になっている松江市教育委員会の「はだしのゲン」の閲覧制限に関し、下村文科相は昨日の記者会見で「教育的配慮は必要」と容認する姿勢を示したそうな。下村氏や松江市教育委員会の意向には、戦争を美化する意図も垣間見える。これも右傾化する安倍政権の、憲法第96条とその先にある第9条改定への布石か。この一連の動きに、中国の公民権運動の弾圧と同じ臭いを感じるのは私だけだろうか。原発事故以降「報道の自由」が失われつつある今日。せめて「表現の自由」くらいは守らねば…と思うのだが。
下村文科相、閲覧制限を容認
下村文科相、閲覧制限を容認
広島に原爆が投下されて、ちょうど68年。なにか遠い過去のことのような気がするけれど、私が生まれるわずか10年ほど前の話なのである。そんな悲惨な戦争、敗戦、被曝…の傷はいまなお根強く、国連の元で日本は「口は出さず金を出せ」が当然としてもっとも多額の出資を強いられ、隣国との関係もいまだギクシャクしたまま。そんな日本においていま深刻なのは、やはり福島第一原発。放射能汚染された地下水が海に広がる事態に至って東電はようやく「緊急時」との認識を示したが、収束のメドはまったく立っていない。過日、原子力規制委員会が東電に対し「危機意識が足りない」と苦言を呈していたが、はたしてもっとも「危機意識が足りない」のは誰か。金と権力に負けてマスコミも「臭いものには蓋をしろ」とばかりに、最近は原発事故関連の報道を控えているが、本当にこれで良いのだろうか。第二次世界大戦が私たちに陰を落としたのと同じように、日本中に現存する原発や核廃棄物が後世の者たちの重い負担にならなければ良いのだけれど…。
福島第一原発 汚染水くみ上げ急きょ今週から
福島第一原発 汚染水くみ上げ急きょ今週から
先般の中央アルプスにおける韓国人ツアー客の遭難事故について、またもや日本非難の声が上がっているそうな。外国人観光客誘致に力を入れているのであれば、山岳など危険な場所では非常時用の携帯電話を貸すべき…とか、入山規制がされていなかったから…とか、事故の要因はあたかも日本側にあるような見解だ。一方、韓国外務省は日本の救助活動に対し公式に謝意を表しているし、韓国のすべての方が日本の責任とは思っているとは思わないけれど、こういう論調が平然と出てくること自体が空しい。互いの立場を尊重しあえば、もっともっと良好な関係を築けるはずなのに…。
アルプス遭難事故、韓国で責任転嫁の声
アルプス遭難事故、韓国で責任転嫁の声
福島第一原発の放射能汚染拡大のことはずっと前から言われ続けたのに、地下水が海に流出していることを東電が公表したのは、なにゆえか参院選投票日の翌日。マスコミも東電もそれまでひたすら沈黙を守り続けていたのには、何かウラがありそう…と思った方も多かろう。たとえば政治的な力とかね。これに対し、原子力規制委員会は「危機意識が足りない」と東電を非難しているけど、かく言う規制委員会だって、事故の原因究明はおろか放射能汚染に対してもまったくノーチェックで、すべて東電まかせ。「危機意識が足りない」のはまったくもって同じ。この、マスコミ、東電、規制委員会らの一連の動きは、どう見たって茶番。では、誰がこの脚本を書いているのか…。おそらく原子力ムラのトップの、その側近の方々であろうが、もしかしたら、もっとも「危機意識が足りない」のは彼らと、このシナリオに操られている我々国民なのかもしれない。
地下水位上昇、報告遅れ
地下水位上昇、報告遅れ
先般のサッカー東アジア杯の日韓戦の横断幕の一件。こんなことばかり書くとネトウヨと思われちゃうので、ほどほどにしておこうと思うけど、だけど、韓国側の弁明があまりに笑えちゃったので…。外交で何かトラブルがあるとすぐに相手国のせいにするのは中国や北朝鮮と同じ、大陸系の方々の常套手段。で、今回の横断幕や肖像画の掲揚は、韓国に言わせれば、日本のサポーターが旭日旗を掲げようとしていたから…とのことだが、とすると、試合開始前のわずかな時間であの超ビッグサイズの横断幕や肖像画を作ったということになる。いくら技術が進んだとは言え、それが不可能であることくらい猿にもわかる。事前に準備した物であることは明らかなのに。この言い訳にはマジ笑えた。それにさ。もう日本をそんなに敵対視しなくてもいいんじゃないの。家電でも電子機器でも政治力でも芸能面でも、もはや韓国の方が日本より上なのは誰もが認めるところ。日本に追いつけ追い越せ…は、もうすでに過去の話なんだから。互いの良いところを認め合い、ともに手を取り合って共存共栄の道を探ったほうが互いのためと、私は思うんだけど。