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カテゴリー「政治経済社会」の記事一覧
- 2025.07.15 [PR]
- 2013.06.05 政治にプロレス技は通用するか
- 2013.05.25 良いミサイルと悪いミサイル
- 2013.05.10 パフォーマンスは誰のため?
- 2013.04.29 公共の電波って誰のもの?
- 2013.04.25 主権回復の日ってどうなの?
- 2013.04.20 公選法の改正法は成立したけれど
- 2013.04.16 “喉元すぎれば”では困る
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維新の会が夏の参院選の候補として、元プロレスラーの擁立を決めたそうな。このプロレスラー。かつて昔「国会に卍固め、消費税に延髄斬り」と人をおちょくったようなスローガンで参議院議員となるが、政治資金規制法違反や右翼との癒着などが問題となった人物。その彼も、もう70歳だとか。そんな人物しか擁立できないこと自体が、いまの維新の会がいかに窮状であるかを示す証拠かもしれない。いっときは多くの国民の期待を集めた政党だけに、いち国民として残念と言わざるを得ない。政権与党である自民党の、行財政改革なき増税や原子力ムラ擁護や右傾化の政策には反対であるが、かと言ってコレに対抗できる真っ当な政党もないし。もはや卍固めに掛かっているのは、期待したい政党すら失っている私たち下民の生活かもしれない。
アントニオ猪木氏、維新が擁立へ
アントニオ猪木氏、維新が擁立へ
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米国は17日に迎撃ミサイルBlock1Bの、22日に大陸間弾道 ミサイル(ICBM)ミニットマン3の発射実験を行なった。ミサイルと言えば、北朝鮮のミサイル発射予告に日本をはじめとする関連諸国が戦々恐々としたのも、記憶の新しいところ。では、なにゆえ世論は北朝鮮のミサイルには否定的なのに、米国のミサイルには肯定的なのか。もちろんその使用意図や国家体制の違いによるところはじゅうじゅう理解できるが、大量破壊・大量殺人兵器であることに違いはない。核もまたしかり。持つところはそのままに、持たざるところには持たせない。いまや当然のごとく語られる非核三原則だけど、冷静に考えれば、まったくもって妙な理屈。核もミサイルも大砲も鉄砲も、み〜んな大切な人の命や財産を奪う悪魔の道具。そんなの理想論でしかないことはわかっているけれど、世界中の兵器という兵器すべてがなくなればいいのに。
“巨人・大鵬・卵焼き”の時代ならまだいざ知らず、読売グループ偏重の、今回の長嶋氏と松井氏の国民栄誉賞受賞には首をひねった方も多かろう。もちろんご両人は球界の名士として名高く、それなりに実績もあるが、監督としてならば野村氏、選手としてならば野茂氏が上。授賞式に読売グループのドン・ナベツネ氏が列席していたことからも、政治的なウラがあることは容易に読み取れる。そもそもこの国民栄誉賞っていうのは、内閣の人気取りのために福田赳夫政権時代に生まれた制度であるが、政権基盤が軟弱な近年はとくに乱発ぎみ。このあたりは、北朝鮮における“共和国英雄”の称号乱発と似ている…と思うのは私だけだろうか。あまり乱発し過ぎると、福本豊氏や古関裕而氏、イチロー氏ら、これまで国民栄誉賞の受賞を固辞された方々の価値まで下がってしまう。受賞された長嶋氏、松井氏のご両人には心から祝福してあげたいけれど、でも…やっぱり人選と授賞のタイミングには疑問符をつけざるを得ない。安倍首相の、憲法第96条改定をにらんだ背番号96もあまり気に入らないし。ここまであからさまに“人気取り”のパフォーマンスをされると、受賞者にも失礼だし、さすがにちょっとね。
私はとくに反韓主義者というわけでもなく、けっして国粋主義者というわけでもない。だが、最近の日本における韓国資本の力にはすこしばかり脅威を抱いている。とくにマスコミ全般への影響は強く、電通を筆頭にフジテレビなど実態は韓国企業ともいえる大手媒体が増えていることに懸念せざるを得ない。とくに目に余るのはフジテレビで、たとえばBSフジはほぼ100%が韓流ドラマ。地上波ではフィギュアスケート世界選手権の単独放送権を持っているが、2009年にキムヨナ選手が優勝した際には国旗掲揚・国歌斉唱からウィニングランまで放送したのに対し、2007年の安藤美姫、2008年・2010年の浅田真央ら日本人選手の優勝時には国旗掲揚も国歌斉唱も、日の丸を掲げてウィニングランもすべてカットされた。さすがにこれに関しては批判の声が強く、翌2011年の安藤美姫選手の優勝時には国旗掲揚・国歌斉唱も放送されたが、震災に対するロシアからの温かいメッセージやデモンストレーションはすべてカットされ、代わりにキムヨナの特集を組むなど、もうやりたい放題。そのほかにも、韓国で日本人女性が行方不明になった事件でも、他局が重要参考人を「韓国人男性」としているのに対しフジテレビだけは「韓国語がうまい日本語を話す男性」と語ったり、サッカーの日本vs韓国の試合を「韓日戦」と称したり…韓流推しはあからさま。フジサンケイグループはもはや韓国資本なしでは立ち行かぬ状況にあることは日本人の誰もが知るところではあるが、こうも露骨に韓流推しをされるとさすがに嫌気がさす。これが他の一般企業でなければ容認もできるが、公共の電波を使うマスコミとなると話は別。ならば「政治的にこの好ましくない動きを抑制できないか」と言うと、バックボーンは統一教会と言われる安倍首相を筆頭に、政治家にはこれまた韓国の息のかかった方が多くいて…。冒頭にも言ったように、私はけっして韓国が嫌いというわけではない。アジアのチンピラ北朝鮮と対峙するためにも、両国の経済発展のためにも、共に手を組み仲良くしていかなくちゃならない国だっていうことはよ〜くわかっている。でも、こんなカタチでマスコミを牛耳るのだけは勘弁こうむりたい。もちろん在日の方々もたくさんいるけれど、やはり視聴者の大半は日本人。日本の放送局はやはり日本人を主体に考えて放送するべきなんじゃなかろうかと、純粋にそう思うのだが…。
2011年のフジテレビ騒動
2011年のフジテレビ騒動
今週末の28日は「主権回復の日」として政府主導の式典が行われるそうな。つまり1952年4月28日にサンフランシスコ講和条約が施行されて、ちょうど61年。それが、この式典を行なう理由らしい。このサンフランシスコ講和条約によって、国際的には確かに“戦後処理”は終わり日本が主権を取り戻したカタチにはなった。だが、これは同時に日米安保条約という米国優位の条約と、さらには北海道・本州・四国・九州以外の領土を“放棄する”という、日本にとって煮え湯を飲まされるような過酷な条件との引き換えに成立したもの。北方四島しかり。沖縄これまたしかり。以降1972年5月15日に返還されるまでの20年間、無政府状態のまま米軍の統治下におかれるという、沖縄にとってはまさに「屈辱の日」でもあるのだ。私の個人的な意見としては、4月28日じゃなくて、沖縄が返還された5月15日に祝典を行なったほうが全国民が心から祝えるんじゃないかと思うんだけど。いまの尖閣や竹島の領土問題だって、根源はこのサンフランシスコ講話条約にあるわけだし。けっして日本国民が諸手を挙げて喜べる日ではない。衆議院選挙のときの選挙公約にあったからやるのか、それとも右翼思想の強い安倍政権の信念に基づいて行なわれるのかわからないけど、普天間基地移設問題など、これからも沖縄県民に多くの負担を強いらなければならない諸条件が数多くあるなか、こんな式典を強行する意義がどこにあるのか私にはわからない。もちろん、これにはいろいろな考え方があるのは承知しているけれど、やっぱり私には解せない、この「主権回復の日」ってやつが。ちなみに、この式典には天皇皇后両陛下もご出席されるらしいけど、もし私が天皇なら、沖縄の方々の気持ちに配慮して辞退するけどな。そして、こう言うのさ…「日本の主権は神武天皇が即位した紀元前660年2月11日の紀元節(現・建国記念の日)に始まり、以降いちども主権を失ったことなどない」と。ははは…こりゃ寝物語だな。
サンフランシスコ平和条約
サンフランシスコ平和条約
明日は掛川市長選挙&市議会議員選挙の投票日。で、今回ちょいと気になったのが、SNSを使ってのオシメン候補のPR。気持ちはよ〜くわかるけど、ネットを使ったPRが可能になるのは今夏の参院選の公示日から。それもいくつかの制約つき。そもそも現行の公職選挙法は昭和25年制定のものだから、時代にまったく即していない。でもルールはルール。守らなくっちゃ。クルマを運転するのに道路交通法を守らなくちゃならんのと同じように、有権者である以上は公選法も守らなきゃ。そんなルールを知らずに書き込んでいるのか、はたまた、知ってはいるが「このくらいなら」ってことで書いているのかはわからないけれど、やっぱりダメなものはダメ。公選法が適用されないAKB総選挙ならばいざ知らず。
ネット選挙解禁 改正法が成立
ネット選挙解禁 改正法が成立
私がTVを観るのは、昼食時と仕事にやや余裕があるときの夜。だから昼食時のニュースソースは、私の情報源としてかなり重要なポジションを占めている。しかし民放4局のうち2局は箸にも棒にもかからぬ低俗番組で、残る2局も時事ネタを取り上げてはいるもののレベルはけっして高くない。視聴率を稼ぐために多くの視聴者が食いつきそうなネタだけを取り上げるのはやむを得ないのかもしれないが。にしても、アンカーマン(とは言えないか!)に冴えもなく、論説者も推論ばかりで意義深いコメントはほぼ皆無。ここ数年マスメディアのレベル低下が唱えられているが、これには私も同感である。ちなみに、ここ数日は北朝鮮のミサイルで話題は持ち切りで、もちろんこれも重要な外交問題だけど、福島第一原発の汚染水の問題のほうが我々国民にとって、より重要で、より深刻なはず。将来の価額技術の進歩に期待する…なあんて吞気なことじゃ、やっぱりまずかろう。この問題は、マスメディアも含めて国民全体が注視することによって、より速やかで、かつより万全な対策が取られるよう促していく必要にあるように思うのだが…。すくなくとも、こんな状況下において、なおも原発の増設を押し進めようとする現政権の政策について、もっと議論がなされてもよさそうなものなのに。だって、昨年の国民の意識調査では大多数が原発ゼロを望んでいたんだよ。国民の意識と政策にこれほど差があるのに、それでもこの問題にいっさい触れようとしない日本のマスコミって“いったいどうなの?”と思わずにはいられない。
原発問題/福島第1原発の現状
原発問題/福島第1原発の現状