E-A-D-G-B-E
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
礼節をわきまえよう
しばらくネット将棋にハマっていたが、ついつい夢中になり過ぎてしまうので、ちょいと自制。対戦はしないで、仕事をしながら横のパソコンで他人同士の対戦をウォッチングすることに。そうしたら、同じ“将棋”でもおおきく分けてふたつのタイプがあることに気づいた。ひとつは、将棋道場や学生将棋などで定跡から学んだ本格派タイプ。彼らは時間設定をしないか、もしくは時間設定があったとしても、そこそこの長考はできる程度で対戦している。そしてもうひとつは、持ち時間が10分以下の超早指し。彼らは、よくある職場の昼休み将棋タイプ。前者は一手一手をとても大切にし、常に最善手を模索し続けて勝利を狙うのに対し、後者は勘とひらめきが頼り。この勘とひらめきを養うために、高専の囲碁将棋部時代に早指し将棋をやったことがあるけれど、私はあまり得意ではなく、将棋の志向としても本筋と違うような気がして好きではない。で、そんな早指し将棋を好んでされている方々の対戦を見ていると、“純粋に将棋に勤しむ”というより“将棋というゲームで遊んでいる”という感じ。もちろん“将棋はこうでなければならない”なんて規範はないから、それはそれでいっこうにかまわないのだが、ただ、マナーの悪い方はこちらの早指し将棋の方々のほうがやや多いようだ。このマナーの欠如はネットゆえの宿命かもしれないが、たとえ相手の顔が見えないにしろ、対戦相手があってこその将棋。礼節だけはちゃんとわきまえていて欲しいものと思う。なんたって、みんな将棋を愛する気持ちは同じ仲間なんだからさ。
PR
COMMENT