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カテゴリー「政治経済社会」の記事一覧
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日本て不気味な国だなぁ…って、あらためて思う。都知事選の報道で、銀座の大通りに集まった大群衆の映像を写し「群衆の視線の先は都知事候補者」のコメントに引き続いて放映されたのは、自公が推す某候補者と安倍晋三氏のご子息。あたかもこの大群衆はこの候補者のために集まったかのような印象を受けるが、実際は反原発を訴える元熊本県知事の候補者の元に集まった方々の映像。確かにコメントは間違ってはいないが、この映像編集に作為を感じるのは私だけではないようで、ネットでも疑問視する声が多く上がっている。ではなぜ、こうまでしてマスコミは片山さつき氏の元亭主を勝たせたいのか。というか、自公に媚を売らねばならないのか。ネットがいくら普及したとはいえ、まだまだマスコミ報道を100%真実だと信じて疑わない方も多かろう我が日本。靖国参拝などの言動で意図的に隣国との緊張を高め、これにより憲法改正の推進を推し量ろうとする、現政権の危険性を危惧するところである。あ、大切なことを言い忘れた。マスコミがもっとも大切にしているのは、視聴者でもなければ真っ当なジャーナリズムでもなく、あくまでもスポンサー。このことを私たち国民はちゃんとアタマに入れておかなくっちゃ。
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現職の総理大臣が靖国神社を参拝して、中国・韓国からは「猛反発」を、米国からは「失望」をいただいたのは昨年暮れのこと。さすが我が日本の総理。この行為は表向きには諸外国から批判されているが、中国や韓国の国内事情を考えれば、矛先を日本に向ける絶好のチャンスであり、両国の政権が喜んでいることは間違いない。もともと日本の現総理の祖父である岸信介氏(A級戦犯被疑者)と韓国の現大統領の父の朴正煕氏はいたって親密な関係にあり、これが原因でいまの表面的に冷戦状態を作っているだけだから。かたやアジアの平穏を欲する米国からすれば、これは文字通り「失望」に値する行為であるが、これも現総理の計算の内であろう。彼が目指すところは、こうして諸外国との緊張関係を作り出すことによって、憲法改定の気運を高めることと自衛隊を軍隊に昇格させること。いずれ必ず訪れると言われている中国の崩壊に備えて、いつでも戦争を行なえる体制を整えておくべき…という彼の理念も理解できないわけではない。日本版NSCや特定秘密保護法など、昨年はその礎を築くことができたし、今回の靖国参拝はその意志の固さを内外に示すデモンストレーションでもあったわけだ。周りの声にはいっさい耳を貸さず、ひたすら己の信念に向けて突き進む。それはそれで政治家として素晴らしいことかもしれない。ただひとつ懸念されることは、それが本当に国民の声なのか…ということである。私個人としては、なんとしても戦争だけは避ける道を選んでいただいたいと願っているのだが…。
某大手医療法人から都知事選時に疑惑の5,000万円を受け取った都知事の辞職が決まったそうな。こんな方に都政を司ってもらうのも考えものだが、それ以上に困ったことは、これでまた選挙をしなくっちゃならん…ということ。なんたって都知事選には約40億円もの巨額が…。前任の某極右都知事も国政に出るということで、任期途中で勝手に辞職しちゃって、これで3年連続の都知事選。2011年には38億円、2012年は42億円を要し、さらに年末年始をからむ中で突貫で準備を進めなければならない今回は50億円を要す見込みで、合計約130億円。都民からすれば、もっと真っ当なところに貴重な税金を使って欲しい…と悲鳴も上げたくなるところだろう。ま、もっとも、こんな無責任な男たちを知事に選んでしまったのも都民自身なのだから、まったく責任がないとも言えないけれど。でき得ることならば、今回辞職を決めた都知事に某医療法人から無利息無担保で50億円借りていただいて、これを都知事選費用に充てていただければ、都政も助かるし、地に落ちた彼の株もグッと上がることは間違いないんだけどな。それにしても私の年末はいろいろ多難で、ブログを書いている時間さえままならない。どうか来年こそは良い年でありますよーに。メリークリスマス!
もし100人いれば、そのうちの98人は好きで、なかでも10人ぐらいが大好きな人である。でも、どうしても好きになれない奴が、私にもひとりふたりいる。たとえば、とある政治屋。どこの誰とは名指ししないが、彼は鳥取県出身の2世議員で、現在自民党の幹事長。かつては防衛大臣も務めるなど、かねてより防衛通として知られるが、あまりに偏見が強過ぎてほとほと困った男である。安倍政権のもと念願の右傾化に拍車がかかる現況に、ちょいと浮かれ気分になっているのか、「デモはテロ行為」とか「特定秘密保護法によって報道も抑制される」とか…数々の暴言を。そんな彼の大きな特徴は、人を見下したような、人を小馬鹿にしたような、独特の口調と仕草。おそらく己の軽々薄々な思考を他人から見透かされないように、若い頃から自然に身につけた話法なのだろうが、いたって好感が持てない。これは、仕事ができないオジサン(最近では若い方にもチラホラ)が仏頂面して、己の能力のなさを隠すために他人とのコミュケーションを避けているのに似ている。で、そんな彼らに、私は言いたい。もっと謙虚に、もっと素直に、他人の声もちゃんと聞こうよ…ってね。さすれば好感度アップは間違いなしなんだけど…と、昨日、孫がひとり増えて4人になった私は思う。可愛い孫たちのように、あれほど純真になれとは言わないからさ。
米国の9.11テロはタリバンの仕業、ロシアのモスクワの劇場爆破テロはチェチェンの仕業とされているが、実際は開戦の口実のための自作自演であったことがその後に暴露されている。先般の中国の天安門テロも表向きにはウイグル族の仕業とされているが、これも自作自演の可能性が高いとか。我が日本も、強行採決により念願の特定秘密保護法が衆参ともに可決。1年後の施行が現実となった。これによりファシズムが復活。前述の米国、ロシア、中国などと同じように、イザというときにはいつでも自らテロを演出でき、これらの謀略はすべて隠蔽することが可能に。たとえば、尖閣諸島を自衛隊が攻撃しこれを中国の仕業として開戦することも可能だし、山手線を爆破しこれをイスラムの仕業としてアラブ国家に攻め入ることもできる。ただし、そのためには憲法第96条とその先にある第9条の改定が不可欠。衆参ともに自公が大量議席を占め、なんでもかんでも強行採決で突破できるいまこそが千載一遇のチャンスだ。我が日本が極右派のめざす理想の国家となる日も、そう遠いことではないかもしれない。…と、ブログには書いておこう。
かつて昔、アーノルド・シュワルツネッガー主演の「トゥルーライズ」という映画があった。「嘘と真」「嘘か真か」「真のような嘘」あるいは「嘘のような真」…英語に疎い私は、これをどう訳したら良いかわからないが、おそらく「真実と偽りが錯綜している」というような意味であろう。これはあくまでも映画。フィクションなのだが、現実社会でもこれと似たような話はたくさんある。古くはケネディ大統領暗殺事件。犯人とされたオズワルドとCIAの陰謀説。これはいまだに疑惑のまま。それから、欠かせないのはアポロ11号の月面着陸。多くの識者たちがさまざまな見地からこの世紀の大嘘を暴いてしまっているので、いまさら語るまでもないが、ソ連に有人飛行を出し抜かれてしまった当時の米国にとっては、メンツを保つためには絶対必要な嘘であったのだろう。いま思うと、とても滑稽な話だけどね。近年では(と言っても、もう12年前)いわゆる「9.11」と呼ばれる米国で起きたテロ事件。ライブ映像にはない旅客機がニュース映像には写っていたり、旅客機の衝突でビルが崩壊することなど科学的にあり得ないこと、事件の6週間前に世界貿易センタービルに多額のテロ保険がかけられていたこと、事件当日に限ってユダヤ系の方が出社していなかったこと、衝突あるいは墜落されたとする旅客機は最初から離発着記録がなかったこと、目撃情報がないこと、機体の残骸がないこと…などなど。米国の自作自演である可能性が多方面から指摘されているが、これも真実は闇に葬られたまま。となると、これがアルカイダやビン・ラディンの犯行とする米国の見解にも当然疑問が。そういや、フセインが核兵器を隠し持っているとの理由で行なわれたイラク戦争も、蓋を開けてみれば核兵器はなく、そんなことは最初から米国はわかっていながら、これを口実に開戦した…と見てとれる。もっと身近なことで言えば、米国主導で行なわれた捕鯨禁止。ベトナム戦争での枯れ葉剤使用に関して世界から米国が非難されるなか、その目先を変えるために米国が環境活動家たちを先導して行なったのが捕鯨の禁止で、けっして科学的な根拠など何もなかった話なのである。「嘘も方便」という言葉もあるけれど、やはり嘘はダメ。人と人は信頼の上にこそ、互いの良好な関係が保たれるのだ…と私は思う。そんな言わば詐欺国家のような米国にそそのかされて上程された今回の、特定秘密保護法と日本版NSC設置法。近い将来、我が日本も米国と同じように政府の嘘がまかり通る国になるのは必至だけど、みんなはいったい、これをどう思っているのだろうか。付け加えて言えば、中国も同じ。今回の一連のテロ事件は表向きにはすべて新疆ウイグル地区の民族問題とされているけれど、はたして真相はどうか。もし仮に漢民族による犯行だったとすれば社会が騒然となることは必至で、そのための情報操作という一説もあるが…。世の中、いったい何が本当で何が嘘なのか。考えるだけで鬱になっちゃうぜ。