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カテゴリー「政治経済社会」の記事一覧
- 2025.07.15 [PR]
- 2013.07.11 利便性とリスクと
- 2013.07.06 まだまだ手探りゆえ
- 2013.07.04 期待の受け皿となるのは
- 2013.07.01 大事な国政選挙が待っている
- 2013.06.30 臭い物には蓋を
- 2013.06.27 放っておいてあげたら
- 2013.06.26 つまり「目くそ鼻くそ」ってやつね
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私は政治家でも学者でもないので、原子力ムラと政治家のウラの繋がりはよくわからない。だが、いまだ15万人もの方々が避難生活を余儀なくされ、放射能汚染は拡散する一方で、いっこうに収束のメドさえ立たない原発事故の恐さは福島県民ならずとも理解できる。確かに私たち現代人は数多くの文明の恩恵をこうむって生活している。文明がもたらしてくれる利便性には感謝しているし、またそこにリスクが伴うことも理解はできる。ネットが進化すれば、より多くの方々との情報交換が容易に得られるが、逆に昔ながらの小さなコミュニティの価値は薄れていく。クルマ社会の発達により物流や遠方への移動が便利になったが、交通事故による死者や怪我人もけっして少なくはない。要は、その利便性とリスクを天秤にかけたとき、どちらが大きいかが重要である。さて、本題の原発だけれど、これは明らかに後者。あまりにリスクがでか過ぎである。先般のブログにも書いたけれど、そもそも核ゴミの処理方法も決まっていないのに、行き場のない核ゴミをこれ以上増やしてどうするつもりなのか。肝心の原子力規制委員会だって原子力安全委員会の看板の掛け替えみたいなもので、結局は原発再稼働を前提にした御用組織。原発からちょうど10km地点に住む私たちの万一の避難場所も決まっていないし、これはおそらくどこの原発立地県でも同じ状況であろう。原発に関しては、その核ゴミも含めて、やはり100%の安全が保証できない限り認めることができない…というのが、偽らざる心境。原子力ムラの方々の利権のために犠牲になるなんて、まっぴらご免こうむりたい。ただそれだけである。
原発ビジネスは儲かる。命より金という人たちがいる(上)
原発ビジネスは儲かる。命より金という人たちがいる(下)
原発ビジネスは儲かる。命より金という人たちがいる(上)
原発ビジネスは儲かる。命より金という人たちがいる(下)
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参院選の公示されて2日。この選挙の注目点のひとつに、初のネット解禁選挙であることが言えよう。我が国よりもひと足早く昨年2月に解禁されたお隣の韓国では、これにより投票率がかなり上がったそうな。とくに若年層の伸び率がきわだって高く、政治への関心の強まりに貢献した…と分析できる。さて、日本ではどうだろう。解禁になったとは言え、これに関心を強く示しているのは政党や候補者たちだけで、有権者たちはいまいち冷めているような気がするが…。これは、ネットによる選挙活動に有権者が慣れていないことと、選管自身も戸惑っているように、どこまでやって良いか、公選法のボーダーラインがハッキリわからないことによるのではなかろうか。私が知る少ない知識で語るならば、まず、メールはダメ。SNSやブログでのカキコは自由だが、対立候補の誹謗中傷はぜったいダメ。それと、偽名やハンドルネームによるカキコもダメ。これらはすべて公選法違反にあたる。SNSやブログを利用されているネットユーザーは多かろうと思うが、実名を使われている方はまだまだ少ないので注意が必要である。逆に言えば、実名でブログを書いている私は特定候補の応援記事を書くことができるわけだが、困ったことに誰を応援すべきか、いまだに決めかねている。やはり問題は、ネット解禁がどうの…という以前に、政党や候補者の質にあるのかもしれない。とくに今回の参院選は。
参院選が公示され選挙期間に突入したので選挙絡みの過激なことは言えないけれど、あまり多くの方に知られていない危惧すべき案件があるので、これだけは触れておこうと思う。それは先の通常国会で改悪とも言える「環境法」が成立したこと。本体ならば野党やマスコミが声を大にして反対を表明しそうなことであるが、なにかウラ取引でもあったかのように、何の議論もないままスルリと成立してしまった。誰が良いとか悪いとか、それを論ずる前に、これが現在の政界や報道機関の姿だということだけは知っておく必要があるかも…と思う。来る参院選が大切な選挙であることは国民の誰もが思ってはいるのだろうが、にもかかわらず、いまひとつ盛り上がりに欠けるのは「あきらめムード」が蔓延しているせいだろうか。困ったものだ。
環境法「改悪」の裏で進むこと
環境法「改悪」の裏で進むこと
円安による仕入額高騰を理由に、この7月からいろいろな商品が値上げされるそうな。食品も例外ではなく、家計を直撃することは必至。値上げはデフレ脱却のひとつの指針でもあるから、やむを得ないこととは思うが、しかし、株も持っていなければ投資も何もない私たち庶民はただ生活苦が増すだけ。日本の9割を占めるという中小企業・零細企業に従事する者たちにとってのアベノミクスとは、いったい何なのか。本当に日本を救う荒療治となるのか、はたまたたんなる金持ち優遇策でしかないのか、いまいちど冷静に見極めることが必要かもしれない。ところで、一昨日行なわれた与野党9党の幹事長による討論会で、「原発ゼロ」に連立を組む公明党も含む他の政党すべてが賛成したなか、唯一自民党のみが反対を表明したとのこと。うむむ。骨があるのか、思慮が足りないのか。核のゴミの処理方法も決まっていないのに原発推進を掲げることがいかに愚かしいことか、そんな単純なことは小学生でもわかりそうなものなのに。それでも自民党を支持する方が多いってことは、やはり原発を望む方が多いか、もしくは原発は反対だけど自民党に変わる有力な政党がない…ってことの、いずれかであろう。争点は原発だけではないことはじゅうじゅうわかっているけれど、この夏の参院選以降しばらく国政選挙はない。私たちは国民は将来を見越して十分慎重に投票しなければならないことだけは間違いないと言えよう。
自民党のみ「原発ゼロ」に反対 9党幹事長討論会
自民党のみ「原発ゼロ」に反対 9党幹事長討論会
事故から2年を過ぎたのに、収束どころか、ますます拡散をし続ける福島第一原発の海洋汚染。つい過日は、これに加えてトリチウム濃度の増加も報告され…。環太平洋諸国の皆さん、本当にごめんなさい。これまで原発を容認してきた日本人のひとりとして、ただただ恐縮に思う。にもかかわらず、過日は使うあてもない危険きわまりないMOX燃料をフランスから運び込んでしまい、いったいどうするつもりか。政府は「再稼働を前提としたものではない」と言っているが、ならばなおさら輸入する意図が理解できない。そもそも、もし仮にプルサーマル計画を推し進めたとしても、そこから出る核廃棄物の処理方法は決まっていなくて…。それこそ、いったいどうするつもりなのか。原発大国の米国には処分場もあるらしいけど、たとえそこへ運んで埋設をお願いしたとしても相当な高額を要すことは必至。実際、電力の自由化が進んでいる米国では、原発の安全対策と核廃棄物の処理にコストが掛かり過ぎて、他の発電システムに価格競争で勝てず、原発は順次閉鎖の方向にあるらしい。それでも原発がもっとも経済的といまだに主張し続ける政府や電力各社。それが私には不可解でならない。そういや、先般の東京都議会議員選挙では、原発推進派の自民党と公明党が候補者全員当選という圧勝だったけれど、私に言わせれば、あれは地元に原発を擁しない地域に住む方々の驕り。実際に事故により避難生活を余儀なくされ、また農作物や海産物が売れずに困っている全国の原発被害者の心情など、まったく理解し得ないのだろう。政府もマスコミも「臭い物には蓋をしろ」と言わんばかりに、ちかごろは原発事故被害やその処理に関してはほとんどスルーしているけれど、本当にそれで良いのだろうか。たとえ蓋をしても、そこに「臭い物」があるのは事実。これは将来の電力計画、しいては産業・経済にかかわる、きわめて重要なことだけに裂けて通ることは許されないと私は思うのだが…。
福島第一原発沖海域への汚染水漏れの可能性認める
福島第一原発沖海域への汚染水漏れの可能性認める
なんと平均年齢63歳の超熟女売春クラブが摘発されたそうな。まさに高齢化社会を象徴するよう。そろそろ彼女たちの仲間入りする年齢に近づいた私としては、なにか他人事とは思えない。もちろん法的にはご法度だけど、これも言わば福祉や介護の一環みたいなもの。高齢者が働けるってこと自体はとても良いことだし、放っておいてあげたら…そんな気持ちにさえなる。そう言えば、先週浜松へ飲みに行ったときに、熟女クラブってのがあり、ちょいと気になった。もちろん売春クラブじゃないと思うけれど。で、その隣には半熟クラブってのがあって、こちらのほうが、ちょいと料金が高め。う〜ん、なんでだろう。ゆで卵もやっぱり半熟のほうが美味しいからかな。すくなくともキャバクラみたいな、青臭い生卵たちよりは良さそうな気がするけれど…。ははは。そんな風に思うこと自体、私が老いた証しかな。
平均年齢63歳「超熟女」売春クラブ摘発
平均年齢63歳「超熟女」売春クラブ摘発
維新の会の橋下共同代表が、民主党の参院選の選挙公約について「色がない」と酷評。「考え方が違うのであれば分かれるべきだ」と語ったそうな。おいおいおいおい、どの口が語っているのかな。「色がない」のは維新も同じ。あったとしても玉虫色。「考え方が違うのであれば分かれるべきだ」は、石原裕次郎の実兄らの右派と分かれてから言うのなら説得力もあるけれど。維新の会の立ち上げの頃には、それなりに期待感もあっただけに、いまとなっては残念でならない。ところで、今日の参議院本会議で安倍晋太郎氏のご長男の問責決議が可決したけれど、これってどうなんだろう。来る参院選で惨敗が確定的な野党連のささやかな抵抗って感じだけど、これによりいくつかの重要法案が廃案となってしまったマイナスもあり、はたしてこの問責決議が与党と野党のどちらに有利に働いたかは不透明。前述の橋下氏のコメントも同様だけど、相手の非をとやかく言う前に、まずは自らの党の方針と戦略をしっかり立てることに尽力していただきたいものと私は思う。国会はたんなる勢力争いの場ではない。