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カテゴリー「政治経済社会」の記事一覧
- 2025.07.15 [PR]
- 2014.03.14 力のある少数派vs無力の多数派
- 2014.03.06 お前が言うか
- 2014.02.26 報道は疑ってかかろう
- 2014.02.19 我々が失望している
- 2014.02.18 理由はそこにあったのか
- 2014.02.14 この国がつき進む先は
- 2014.02.10 石にかじりついてでも
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九州電力川内原発の再稼働優先審査が決まったそうな。まず忘れちゃならないことは、この優先審査を決定した原子力規制委員会は、福島原発事故後に原子力安全委員会から看板を書き換えただけ。原子力ムラの一員として、いかに原発再稼働を実現するかが命題である…ということ。「国があることだから間違いはなかろう」と信じたい。が、年金問題しかり、行財政改革しかり、あまりに国の不手際や不作為が多過ぎて、もはや何も信じられないというのが多くの国民の本音であろう。とくに福島第一原発事故後の放射能汚染に関する正しい情報は、国も福島県もひた隠し。できるかぎり過小評価もしくは無視する体制を貫いている。そんな状況で「国の言うことを信じろ」というほうが土台無理な話であろう。そもそも、まだ多くの住民が避難生活を送り、周辺地域の方々も放射能被害に苦しんでいるなか、この危険きわまりない原発を再稼働しようとする発想そのものが単純に理解し難い。あれだけの事故を起こしておきながら、誰も刑事責任はおろか道義的責任も取らないまま…。すくなくとも組織的な問題点と技術的な問題点をすべてクリアし、そして原発事故をすべて収束した後に再稼働は検討すべきなのじゃないのかな。たとえそれが30年後になろうとも50年後になろうとも。核兵器の材料のプルトニウムは何も原発に頼らずとも良いだろうし、そもそも核兵器なんていう物騒な物自体、私たちは誰も望んでいないのに。原子力マネーと核兵器を欲しているのは、国内でも一握りの方々に過ぎないのに。
福島原発事故から3年を経て、「責任」についてあらためて考える
福島第一原発の収束作業現場は3年でどう変わったか? ベテラン作業員のハッピーさんに聞く
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いま国際社会の中でもっとも気になるのは、ウクライナ情勢であろう。ロシア軍が進駐し一触即発の危機を迎えている。このロシアの動きに対して欧米が非難の声を上げている。私も戦争は大っ嫌いだし、絶対に起こしてほしくないと思う。戦争という大義名分の元に殺人が肯定されるなんて、絶対あり得ない。米国のオバマ大統領もロシアのプーチン大統領に対して「武力行使は良くない。政治的な解決を」とメッセージを発したとのことだが、ん?…それを米国大統領が言うのか。自国のことを棚に上げて。と、思わずツッコミを入れたくなってしまった。なにはともあれ、平和的に解決してくれれば良いのだが。遠い外国の話ではあるが、若い頃に多国籍パブでロシアやウクライナのお嬢様方にしばしば遊んでいただいた者として、まったく他人事とも思えない。さてさて話は一変して国内のこと。安倍晋太郎氏のご子息は、予算委員会の中で3.11を記念日にすることについて言明されたそうだが、これって、はたしていかがなものか。大震災だから…という理由ならば、阪神淡路大震災のほか、かつてまだまだたくさんの震災や自然災害があり、すべて記念日にしなきゃならん…ってことに。もしあえて3.11に限定するならば、ようやく原発の恐ろしさを知り国民を目覚めさせてくれた日として「脱原発の日」もしくは「原発ゼロの日」とするのなら納得もできるが。事故後もなお原発推進に邁進し続ける安倍政権が、そういう位置づけで記念日とするとは考えづらい。だから記念日制定には反対。そんなどうでも良いことを考えている余裕があるならば、いまだ終息のメドすら立たない事故処理と震災復興に知恵を絞っていただきたいものである。たまに国会中継を見たりすると、議員の先生方の脳天気加減にイラッとするのは私だけだろうか。
あの忌まわしい大震災から、もうすぐ丸3年。早いものである。日々の報道では震災の話題はほぼ消え失せたけど、だからと言ってすべてが解決したわけではけっしてない。現に復興はまだまだ道半ばだし、福島第一原発による放射能汚染は拡散を続ける一方である。先のブログでもカキコしたが、マスコミの報道と国民の関心事は必ずしもイコールではない。というか、国民の関心事はマスコミ報道によって煽動されている…と言ってよかろう。たんに日本のマスコミのレベルが低いだけなのか、それともウラから政治的圧力がかかっているのかはわからないが…。ただひとつ、マスコミで報道されることが100%真実ではないし、報道されない重要な事柄もたくさんあるってことを、私たち国民は忘れちゃならない、と私は思うんだけどなぁ。
福島の現状、公表されるよりはるかに悪いこともあり得る
放射能に汚染される首都圏で暮らして、人々が騒がない理由
「原発は援助しない」世銀と国連が表明
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昨年末の首相の靖国神社参拝に関し、米国に「失望している」とコメントしたのに対し、首相補佐官がYoutubeで「むしろ我々の方が失望だ。米国は同盟関係の日本をなぜ大事にしないのか」と批判したそうな。これが政府の声なのか、はたまた彼が釈明する通り個人的な意見なのか、ホントのところはわからない。官房長官にたしなめられて発言を撤回して動画も削除したらしいが、このレベルの人間が首相補佐官を務めていることに「失望している」と言いたいのは、むしろ私たち国民である。それにしても、中国・韓国に加えて米国まで敵にまわして、いったいどうするつもりなんだろう。右傾化し、孤立化し、そしてその先にあるものは。お父様は外務大臣として外交に力を発揮された方であったが、どうやら現総理はその遺伝子は受け継いでいないようだ。家系だけは立派なのになあ…。
ネットでは情報が拡散されているのに、マスメディアはほとんど報じない山梨の大雪被害。これだけの大災害をなぜ…と、思ったら、その理由はソチ・オリンピックの放映権料にあったのか。この大災害時に首相が支持団体と高級天ぷらを喰っていたとかいないとか…そんなことはどうでも良いが、報道さえされない現実は、いかがなものか。GDPも予想の半分で、消費税アップ前の駆け込み需要も期待されたほどなく、輸入赤字がかさんだだけ。アベノミクスの大失敗も次第に浮き彫りにされてきて…あ〜あ、これからいったいどうなっちゃうんだろうね、我が日本は。
なぜNHKは山梨の大雪災害を報じないのか?
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安倍晋太郎氏の次男坊(現総理)の肝入りで、9億8千万円の費用をかけて作られた新しい道徳教育の教科書。愛国心養成を主眼としたこの教科書を、国家への奉仕・献身を強要した戦前の「修身」に近いと危惧する声も。国家安全保障会議(日本版NSC)設置法や特定秘密保護法などを成立させ、靖国参拝や第一次世界大戦に係るコメントなどの言動で隣国との緊張を高め、憲法改正をもくろみ、核兵器に欠かせぬプルトニウムを得るための原発(とくにプルサーマル)を推進し、加えて国民の交戦意欲を掻き立たせるための「修身」の復活。この一連の動きを見ていると…う〜む。このお方。もしやマジで戦争をしたがっているのか…とも思えなくもない。自他ともに認める極右派であることは有名だが、本当にこれが彼の政治信条なのか。たんなる狂気の沙汰なのか。それとも、戦争のたびに大儲けしている米国の軍需産業から、莫大な裏金をもらっているのか。理由はいずれにしろ、このきわめて不気味な政府の動向を、私たち国民はただ静観することしかできないのだろうか。うむむむむ。
道徳の教科化 「愛国心」の押しつけだ
道徳の教科化 「愛国心」の押しつけだ
あらららら、困ったことに。都知事選で自民党と某宗教系団体が推す候補者が勝っちゃった。報道を控えるマスコミの戦略と大雪の影響により、彼らが望んだ通りの低投票率になったのも大きい。投票率が下がれば、組織票をたくさん有する候補者が有利なのは当然だからね。で、何が困ったか…って。そりゃ誰もが気にしている彼の新党改革代表時代の政治資金不正流用のこと。前都知事は某医療法人からの疑惑の5千万円の借り入れで辞任しての再選挙ゆえ、この2億5千万円の不正流用疑惑が問題にならないとは考えにくい。私たちからすれば他の自治体の問題だから口を挟む余地はないけどさ。でも、もしこれでまた再選挙になったら、東京都は50億円近い選挙費用をまた要することになる。そしたら、もうオリンピックどころじゃない…ってことにもなりかねない。ま、当選した以上、周りから何を言われようが、片山さつき氏の元ダンナには石にかじりついてでも職をまっとうしてもらわねば。それが最低限でも成し遂げなければならない彼の責務であろう。そう私は思うけど。