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カテゴリー「政治経済社会」の記事一覧
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世間を騒がせた都議会のセクハラ野次の問題。発言者が特定される前は「私ではない。発言者は議員を当然辞するべき。」と語っていた「早く結婚しろ」と野次った議員が、上層部に説得されて名乗り出て、会派離脱のみで、結局、議員辞職はなし。議会も粛正を求める決議をしただけで、「産めないのか」などと語った他の発言者らの特定さえもせず、この問題の幕引きと相成った。都民に選ばれた優秀な先生方だから、たとえ野次と言えども、その内容はおそらく思慮深いものに違いなかろう。たんなるセクハラ野次として報道されることに反発し、自ら名乗り出て、発言の真意を堂々と弁明すべきではなかろうか。もし仮に報道通り、たんなるセクハラ野次であるならば、まさしく言語道断。私は小学校時代に児童会副会長、中学校時代に生徒会議長をしたが、小中学生でさえ他の人が発言をしているときに野次を飛ばすような、そんな非常識な者はいなかった。とすると、彼らは幼稚園児レベルか。もちろん野次を飛ばしたこんな低レベル議員も問題だが、もっと深刻なのは、これをスルーして片づけてしまおうとする都議会や自民党の体質そのものであろう。なかでも罪深いのは、前述のセクハラ発言議員のすぐ斜め後方にいながら「発言は確認できなかった」とする幹事長と、発言議員の特定と懲罰を求める申し立てを門前払いした議長にほかならない。つまり組織として腐りきっている。こうした嘆かわしい事態に、本来ならばビシッと意見を呈さなければならないはずの都知事も、これまた知事選で自民党に支持してもらった経緯があって口に鍵をかけたまま。本当にこれで良いんだろうか、東京都は。いっそ東京オリンピックなんて辞退して、その分の経費を東北の復興に回してあげたらいかがだろう。

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戦前の予想通り苦戦を強いられているサッカーワールドカップ日本代表チームであるが、そんな中、とっても良い話題が。それは敗戦したにもかかわらず、日本人サポーターたちがスタジアムのゴミ拾いをして帰ったこと。これは海外メディアにも取り上げられ、同じ日本人として、とても誇らしく思う。顔に「尖閣は中国のもの」というペインティングをして日本戦の観戦に訪れた、どこぞの国のバカップルとは品格が違う。そんな美談の一方、東京都議会のありえない醜態が報道され、これもまた世界の注目を浴びることに。そう、いま話題になっている独身女性議員に対する自民党議員のセクハラ野次である。当初の自民党の内部調査では「該当者なし」とのことだったが、さすがにこのままでは収拾がつかないと見たのか、ようやく発言した当人が名乗り出た。が、責任をとって会派は離脱するが議員辞職はしない…とのこと。ざけんじゃねえ。スポーツ界であれば、こんな差別発言をした者は選手であれサポーターであれ、とうぜん一発レッドカード。追放は必須である。都議会にはこんな自浄能力さえないのだろうか。そもそも、このセクハラ野次が問題視されたとき、なにゆえすぐに名乗り出なかったのか。まこと男らしくない。せめて「金目」発言で非難された石原慎太郎氏の長男坊みたいに「発言の真意は違う」的な言い訳すら思いつかなかったのだろうか。品位もなければ男気もなく、なおかつアタマも悪い。こんな男に議員の資格を与え、税金を払っている東京都民は、さぞ悔しい思いをされていることだろう。あ、そうそう。品位と言えば、もうひとつ。AKB48のメンバーで、日本人の父親とフィリピン人の母親を持つとあるメンバーが、このたびフィリピン観光親善大使に任命されたそうな。だが心配なのは、やはり彼女の品格。かつて男性芸人とともに、ものまね番組でブータン国王夫妻を愚弄して国内外からキツイ批判を受けた過去のある問題人物。前述の都議会議員や環境相と同様、こうした知性や品性に欠ける者を表舞台に立たせることを、私はとても危惧するのだが…。



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もうみんなは忘れてしまったのだろうか。45年ほど前の、あの学生運動を。現在総理を務める安倍くんも私も、当時はまだ中学生であった。学生運動の元となった理由はいくつかあるが、そのうちのひとつに日米安保条約の自動延長に対する反対があった。ときはベトナム戦争のまっただ中。集団的自衛権を有する韓国は、米国とともに参戦し多くのベトコンを殺戮することに。その集団的自衛権を我が日本も持とう…ということで、いま国会は揺れている。戦後70年近く、これまで日本が培ってきた平和維持に対する考え方を180°転換する話であり、多くの国民の関心事であることは間違いない。そもそも私は、この集団的自衛権という名称が相応しくないと思う。たとえば中東で有事があれば、石油の流通に支障をきたし、しいては国民生活に影響を及ぼすという理由で“自衛”として参戦できる。何が自衛で何が自衛でないか…は、ときの政治家の判断にゆだねられるので、先般の震災復興費用が無茶苦茶な屁理屈で震災復興にまったく関係ないところに使われてしまったのと同じように、理屈次第で世界のどこにも参戦できることになるわけだ。だから、正しくは集団的参戦権もしくは集団的交戦権と呼ぶべきであろう。自衛権という言葉はマヤカシである。もちろん、こんなことを言ったら多くの国民が反対することは必至であるから、これにさらに“限定的”という言葉を付加して国民の納得を得ようとしているが、これもまたマヤカシ。限定とする基準はどこにもなく、これもまた政治家の判断次第。で、肝心のこの集団的自衛権が是か非かということであるが、それは人それぞれの考え方によるところなので、ここでは触れない。ただ、こういった発想そのものが、憲法をあまりに拡大解釈し過ぎ、あるいは憲法そのものを蔑ろにするものだ…という意見もあり、これには私も同意見。なぜなら、自民党の先生方があたかもあたりまえのように語る「集団的自衛権の発動範囲は国民が選んだ政治家が判断する」という論法は、あまりに横暴。そういう政治家の勝手な判断による戦争突入を回避するために憲法があるのだ。45年前、かつて安保闘争を戦った学生戦士たちはすでに還暦をとうに過ぎた。いま声を上げるべきは、この集団的自衛権の影響をもろに被る若者たち。AKBやジャニーズにうつつを抜かしている場合じゃない…と思うんだけどなぁ。

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ときどき送られてくる慈善団体からの募金勧誘郵DM。今日、送られてきたのは「国境なき医師団」ってやつ。名前は聞いたことがあるし、その活動そのものはけっして否定しない。だけど、だけど、だけど。このDMははたしてどうなんだろう…と、思わず頭をひねってしまう。とにかく、挨拶文やらリーフやら振込用紙やら返信封筒やら意図のわからないシールまで、中身だけでも7種類。しかも、どう考えても1色刷ですみそうな印刷物ばかりなのに、意味もなく2色刷や3色刷にグレードアップされていて。イッコーさんならずとも、思わす「どんだけ〜!」と声を発してしまいそうなほど。本来「お金がないから募金を求める」ってのが主旨のハズなのに、どれだけ贅沢に印刷物に予算をかけているのか。郵送料まで加えて考えると、かなりの費用である。これではまったく逆効果。せっかく募金しても、その多くが職員の人件費やこの手の印刷物に消えてしまうと思うと、その気も失せる…というものである。私も仕事柄、通販販促物に携わった経験があるが、特定のクライアントに送ったDMでも回収率には限界があり、ましてやこの「国境なき医師団」のように不特定の人を対象に送ったDMでは、回収率はどんなに高く見積もっても1%を越えることはなかろう。とすると、団体のPRという側面は持ち合わせてはいるものの、このDM自体は絶対に大赤字。DMに書かれている通り、3,000円で120人の治療、5,000円で100人のマラリア検査、10,000円で300食の栄養治療費、30,000円で1,200人のはしか予防接種ができるのなら、このDMの経費で救える人は数知れない。本当に募金を必要としているのなら、こんな意味のない印刷物をたくさん送ってくるよりも、会計報告書と資産表と事業計画書を送るほうが効果的だと思うんだがね。もし本当に募金が有効活用されているのなら…の話だけど。そんな疑いさえいだいてしまう、なんとも豪華なDMである。いやぁまいった、まいった。

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人が人の命を奪うことが正当化される戦争は、断じて許せない。これに準じて言えることの、もうひとつ。それは人が人を誤って裁く、いわゆる冤罪である。先般、味噌製造工場一家殺人犯として死刑判決を受け、長きにわたり投獄されていた元ボクサーの再審請求が認められ釈放された。この事件は私が若い頃からずっと、たびたび冤罪の可能性が大であることを問いただされてきた。にもかかわらず、これまで再審請求が認められなかったのは、人ひとりの人生よりも裁判所や検察のメンツが重んじられてきたからにほかならない。たとえどんなに賠償を受けようとも、失った人生は返ってこない。大切なたった一度きりの人生なのに。過日、PC遠隔操作事件の犯人がつかまり、彼のオウンゴール的な行動により事件は一挙に解決の方向へ。だが、この事件に関し私が気になるのは、真犯人が捕まる以前に誤認逮捕された4人のうち2人が、警察の取り調べでなんと「自供」をしてしまっている…という事実。先の味噌製造工場一家殺人事件の頃は、警察の強引な取り調べで冤罪が数多く作られてしまったことは周知のことであるが、現代においても、その本質はあまり変わっていないのではなかろうか。公権力というのは絶大である。公権力を司る者は、その意義をよく考えて慎重に事にあたっていただきたいものである。冤罪は誰にもあり得る話。そういう恐怖心に怯えながら暮らす社会は、けっして「法と秩序に守られた社会」とは言い難い。

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この動画は、1992年にカナダの12歳の少女がリオで行なった伝説のスピーチである。そう。私たちは原発事故の処理方法も知らなければ、放射能汚染のくい止め方さえ知らないのだ。無益で悲惨な戦争もやめられないし、人間てなんて愚かなのだろう…と、あらためて思う。

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大阪でマンホールが爆発し、タバコをポイ捨てした男性が火傷を負った事故があった。昨夜TVニュースのなかで、この男性が取材のインタビューに答え、あたかも被害者のように語っていたが、とても違和感があった。そもそもポイ捨てという行為そのものがマナー違反。マンホール内にメタンガスが溜まっていたことも爆発の要因のひとつには違いないけれど、ポイ捨てをしなければ起きなかった事故。ただでさえ喫煙者に対する風当たりの強い今日。愛煙家ならば携帯灰皿を携帯することぐらいは必須。もし仮に、そこにマンホールがなければ彼はおそらく路上に捨てていたのだろう。それは人としてとても恥ずかしい行為。とてもあんなに堂々とインタビューに答えられる状況ではないと思うんだけどなぁ、私は。

マンホールにたばこ捨てたらアカン!!

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PROFILE
HN:
久村孝治
年齢:
69
性別:
男性
誕生日:
1956/03/02
職業:
広告制作会社 代表取締役
趣味:
ギター、ラジコンヨット、仕事
自己紹介:
30歳にて広告代理店を退社し独立。以降、四半世紀余り広告制作会社を営む。モットーは、仕事も遊びも楽しくマジメに!
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