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カテゴリー「ギター&ライブ」の記事一覧
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今日の昼過ぎに発注してあったドリルビットが届いたので、いても立ってもたまらず仕事そっちのけで、さっそくピックアップの取り付けを始めてしまった。

まず愛器NT-203を手術台に寝かせる。布団は愛猫の“こま”の物を無断借用。

そして洋服を脱がす。つまり弦を外す。麻酔はかけない。

次はエンドピンの取り外し。このギターのエンドピンはネジ込みじゃなくてハメ込み式なのだが、固くて、いくら引っ張っても抜けないので電気ドリルで破壊した。

ギターがキズつかないように、マスキングテープで養生する。てか、エンドピンを壊す前に養生しとけば良かった。うっかりドリルの刃をギターに当てて、小さなキズをつけちまった。

これが今日届いたドリルビット。だが、これ。切れ味が最悪で、さんざん泣かされるハメに。さっすが3本セットで送料込650円の超安物。量販店へ行くと1本600円〜1,000円くらいでちゃんとしたビットが売られているので、皆さんにはこちらをお薦めしたい。

もう30年以上、私が使い続けている年季物の電気ドリル。リーマーを紛失したので今回はドリルビットで穴開けすることにしたのだが、結果としてこれが正解だった。と言うのは、サイドボードが予想外に厚く20mm以上あったので、リーマーではおそらくとてつもなく大変な作業になっていたに違いない。

ようやく穴開け完了。


再び養生をし直して、穴をヤスリでキレイに仕上げる。ここで役立つのが、丸い割り箸に紙ヤスリを巻いた久村式ヤスリ棒。手の入らない穴の後ろ側もこれでヤスリ掛けもバッチリ。

これが、今回取り付けるピックアップ。L.R.BAGGS iBEAM active。

説明書はすべて英語。何を書いてあるのかサッパリわからない。

とりあえず、ピックアップをサドルの真下に取り付けるためのジグを組み立てる。

位置を決め、ピックアップをジグに仮止め。

ピックアップを取り付ける部分(サドルの真下)を紙ヤスリで磨いてから、ジグを利用して両面テープでしっかり貼り付ける。

エンドピンの穴から針金をボディの中に送り込み、サウンドホールから取り出して、エンドピンジャックの穴に引っ掛けて固定。

エンドピン側から針金を引っ張って、ジャックを引き出す。ジャックの頭がちょうど良い高さになるように、ナットを回して高さを微調整をする。言うまでもないけど、カバーを付けたときにジャックが少〜しだけ頭を出すようにね。

高さが決まったらナットを締めて、カバーを取り付けて、エンドピンジャックの取り付けは完了。ここまで来ればピックアップの取り付けは、もう90%以上できたようなもの。


あとは、バッテリーバッグとボリュームSWを任意の場所に両面テープで貼り、コードを止めれば終わり。ふ〜。こりゃ楽しいけど、大変な作業だなあ。自分のギターだから思い切ってできるけど、他の人のギターだったらこうはいかない。かなり神経も使うしね。これを職業としている人の苦労をあらてめて思った次第。あ〜疲れた。

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年度末の繁忙期ながら、ちょいとだけ時間に余裕があった今日。過日購入したピックアップをギターに取り付けようと思ったが、あらららら。SUZUKI F-300のエンドピン加工の際に購入したリーマーがいくら探しても見当たらない。これがなくちゃ、ギターにエンドピンジャックを取り付けるための穴開けができない。しゃーないので再度リーマーを買い直そうかとも考えたが、同じ物を2つも購入するのはシャクなので、今回はドリルビットを購入して、これで穴開けをすることにした。でも、大事なギターの穴開け加工。冷静に考えれば、過去に経験と実績のあるリーマーで施すのが常道で、私にとって初のチャレンジであるドリルで開けるという作業はリスクもたっぷり。やっぱり間違っているよなあ。発注してから、ちょいと不安が増してきた。上手くいけば良いんだけどぉ…。

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昨日、発注してあったギグバッグが届いた。で、さっそく商品チェック。わりとシッカリしたクッション材が入っているものの、やはり強度的にはすこし不安。ちょっとした衝撃程度なら大丈夫そうだけど、たとえば誤ってネック部を踏まれたりしたら完全アウト。でも、これはこの手の商品の宿命みたいなもので、おそらくどのメーカーのものでもほぼ同じだろう。サイズはドンピシャ。私の愛器NT-203はボディがやや小ぶりなので、あえてクラシックギター用のものを選んだのだが正解であった。ポケットも多過ぎるほどたくさんあって、ものぐさな私にはウレシイ限り。いつもギターとセットで持ち歩く譜面帳はもちろん、貴重品からちょいとした小物まですべてこのバッグひとつに収納できるので、いままで使っていたハードケースのように両手が荷物でふさがってしまうなんてこともない。ギターを収納して背負ってみたが、ショルダーの肩パッドもシッカリしているので、これもまったく問題なし。ただひとつ問題があるとすれば、ナンパには不向き…ということ。とある調査によれば、ギターを持ってナンパするとナンパ成功率がグンと上がるらしいのだが、なにゆえかハードケースだとさらに成功率がアップするとのこと。むむむ。これはゆゆしき事態。が、待てよ。よ〜く考えたら、たとえ私がハードケースを持とうともギグバッグを持とうとも、ナンパ成功率が限りなく0%に近いことに変わりはなさそうだ。ははは。こりゃいらぬ心配だったか。

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久々のブログ更新である。ブログを中座していたのにはふたつの理由があって、ひとつはとても忙しかったから。そしてもうひとつは、途中までカキコした段階でその記事があまりにくだらない内容であることに気づいて、アップする気がなくなったことが何度かあったから。そう。ここで私が世相をグチってもほとんど無意味なんだよね(←いまさらかよ!ってツッコミを受けそうだけど)。でね。と言いつつも、今回の記事もいつもとさして変わらず些細な話題なんだけど、アコギ用のギグバッグを買っちゃった…というお話。これまでライブに出かけるときはいつもハードケースでギターを持ち歩いていたんだけど、重いし、それに私の場合は必ず楽譜帳とセットなので荷物が必ずふたつになってしまう。ギグバッグやソフトケースならば大きなポケット付きなので、楽譜帳がこれに収納できる。そして軽いし、リュックのように背負うことだってできる。じつは以前から欲しいなと思っていたんだけど、この歳になると、待っていても誰かがプレゼントしてくれるなんてことはなさそうだし…。だが、いざ買うとなると、セミハードケース、ギグバッグ、ソフトケースの3つの選択肢があり、ちょいと迷う。強度で言えばセミハードケース>ギグバッグ>ソフトケースの順。価格(安さ)や重量で言えばこの逆。で、いろいろ調べてみると、価格に幅はあるもののセミハードケースはハードケースと同じくらい高い。いや、物によってはむしろ高いかも。ソフトケースではやはり大事なギターを入れるのは強度的に不安だし、よって結論は中庸をとってギグバッグ。これにしたってメーカーによって強度も重さも価格もバラバラ。みんなのレビューを参考に、もっともコストパフォーマンスの高そうな物を買ってみた。さぁて、どんな商品が届くやら。ふふふん。

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かねてからの悩みであったNT-203へ取り付けるピックアップについて、昨夜の椿の「フォークな夜」で結論がが出た。やっぱりネット情報より生の声。そして自分の耳。ライブに行く前は、生音をもっとも忠実に再現してくれそうなコンデンサマイクが第一候補であったが、どうやらこれはハウリングに弱すぎてライブ向きでないらしい。録音には良いかもしれないが。となると残りはマグネットとピエゾのいずれか。ご存知のように、マグネットは金属弦の振動と磁石で電気信号を発生させるタイプ。一方のピエゾは密着した素材の振動を圧電素子(ピエゾ素子)によって電気信号化させるタイプ。どちらにも一長一短があり、そのどちらを選択するかはギターと奏者次第。昨夜の「フォークな夜」においては7割がピエゾ、3割がマグネットであったが、他のライブではマグネットもけっこう多いので、世の中全体では5分5分といったところだろうか。で、私にとってはどちらが良いか。ジブリ映画のタイトルじゃないけど、ジッと耳を澄まして聴いてみると…ストロークで弾いたときはマグネット、指弾きに関してはピエゾに軍配。ピエゾのほうがよりアコギの生音に近いけれど、ストロークで弾いた際には全体にベチャッベチャッとした感じになってしまって歯切れが悪い。あ、これは、あくまでも私のバカ耳での印象だけどね。つまり単純に結論づけちゃうと、コードストロークがメインの奏者にはマグネット、指弾きがメインの奏者にはピエゾがおすすめ。ストロークで弾くことはオリンピックと同じく4年に一度程度の私の場合は、もちろん後者。というわけで、ピエゾタイプのピックアップを取り付けることに決めた。ただしマグネットと比べた場合のピエゾの弱点は、ややハウリングに弱いことと、弾き損ねたクリアじゃない音までしっかり拾ってしまってくれること。その弱点を差し引いても、音質の好みはやっぱりピエゾ。そして皆さんの意見と自分の耳を参考に決めたのは、L.R.BAGGSのiBEAM Active。定価は30,975円だが実勢価格は23,000円前後。ところがSoundHouseのサイトを見たら、な、な、なんと送料込みで14,800円。こりゃ買うしかない。善は急げ!というわけで、さっそく発注してしまった。いまから到着が楽しみである。にひひ。


↑PHOTO by MCしま〜


↑L.R.BAGGS iBEAM Active

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発注してあった送料込3,850円のピックアップが届いた。で、さっそくギターに取り付けようと試みるが、ん?ネジが回らない。よく見れば、クランプと本体のサイズがあってなくて締め込み不能の状態。さっすが中国製。たとえ中国製でも日本のメーカーの物であれば、もうすこし品管もしっかりしてるだろうが、韓国メーカーだからこれもやむを得ない。しゃーないのでカッターとヤスリで本体を削り、どうにか装着完了。そして音のチェック。パッシブの割には出力も十分。だが、音は…。こりゃ完璧にエレアコ。生音なんてどこへやら。このマグネットマイクは、おそらくただ金属弦の振動のみに反応しているだけ。これの強みはハウリングに圧倒的に強いところだが、これでは30万円のマーチンにつけようとも5千円の合板ギターにつけようとも、つまりほぼ同じチープな音になっちゃう。さすがにこれではNT-203が可哀想。で、結局、私が取り付けたのは以前購入した1,900円のピエゾタイプのピックアップ。これはハウリングを起こしやすいのが弱点だが、ボディの共鳴音もしっかり拾ってくれるので、生音重視の私としては、今回購入したピックアップよりははるかに好み。ま、そんなわけで、今年の運だめしのピックアップ購入は大失敗。このマグネットタイプのピックアップはハウリングにめちゃ強いので、バンドの中でアコギを使用される方にはお薦めかも。PAに明るい方なら自分好みの音質にも変えられるだろうし。どなたか欲しい人がいれば差し上げても良いのだが、さすがにそんな人いるわけないか。なは。

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昨年は世の中と同様、私自身もいろいろと波乱の多い年であった。ことしはボチボチ行こうと思う。さて、そんな私の年の初めの買い物はギターのピックアップ。昨年購入したNT-203につけるためのものだが、いざ買おうとするとおおいに迷う。ひと言にピックアップと言っても、品質も価格もホントさまざま。上を見たらキリがない。アコギの生音を100%再現できることが理想だが、マイクの特性上それは絶対ムリ。なんたってギターの音ってのは、弦の響き、箱やネックなどの筐体の鳴り、そして空気の振動など、きわめて多くの要素から成り立っているからね。あえて言うなら、私たちが若かった時代のようにギターの音を直接ダイナミックマイクで拾うのがベストかもしれないが、ハウリングなど、これにはこれで別の問題も。それとステージによってはピックアップが不可欠な場合も少なくない。だが残念なことに、私はピックアップやPAに関する知識がほぼ皆無。ピエゾタイプとマグネットタイプの違い程度なら、なんとな〜くわかるけど、ホントになんとなく…だけ。実際にはギターとの相性もあり、ちゃんと聴き比べてみなきゃわからず、最終的には当たるも八卦、当たらぬも八卦で、わずかな情報と勘だけでピックアップシステムを決めねばならない。となると、何にポイントを置いて選考するか。冒頭にも言ったように生音に近いことがベストであるが、予算にも限りがある。と言うか、むしろ後者が重要。でね。さんざん悩んだあげく購入したのは、韓国メーカーの中国製のマグネットタイプの超低価格品。ネット情報によると、長所はノイズの少なさとそこそこのパワー。短所は価格相応の音質。どちらかと言うと硬めで、エレアコっぽい音になっちゃうらしい。あまり生音は期待できなさそうだが、とある方がカキコしていた「ピッキングならイケルかも」のひと言に後押しされて決定。決め手は価格の安さと、ギター本体に加工を施す必要がないこと。これなら、もし大外れでもあっさり諦めがつくし、仮に当たりであればそれに越したことはない。今年は私の体調不良のため初詣を見送り、おみくじを引いていないので、このピックアップマイクがおみくじ代わり。さぁて吉と出るやら凶と出るやら。

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PROFILE
HN:
久村孝治
年齢:
68
性別:
男性
誕生日:
1956/03/02
職業:
広告制作会社 代表取締役
趣味:
ギター、ラジコンヨット、仕事
自己紹介:
30歳にて広告代理店を退社し独立。以降、四半世紀余り広告制作会社を営む。モットーは、仕事も遊びも楽しくマジメに!
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