E-A-D-G-B-E
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ついに、ついに、ついに。軍国主義化の試金石ともなり得る、あの危険きわまりない特定秘密保護法案が、自民・公明・みんなの党の強行採決により衆議院で可決してしまった。この法律の必要性も理解できないわけではないが、報道の自由や知る権利をいかに守るか…そういうきわめて大事なことは棚に上げられたままで。繰り返して言おう。この強行採決に賛成したのは、自民・公明・みんなの党。このことは末代にわたって“党の汚点”となる可能性が高いので、しっかり覚えておこう。でね。へそ曲がりな私としては、ついついこんな疑念さえ抱いてしまう。と言うのは、例の某東京都知事の疑惑の5,000万円のこと。もしかしたら、この3党と某都知事と某医療法人は最初からグルで、この黒いカネの問題でマスコミも国民もこっちの話題に夢中になっている間に、特定秘密保護法案を波風が立たぬようサッと通してしまおう…という魂胆か、と。当然、某都知事と某医療法人にとっては大きなダメージが残るが、その穴埋めはダメージを上回る大きな恩恵が、じつは裏でちゃっかり保障されていて…。そして、その裏取引に関することは、成立した特定秘密保護法によってしっかり守られる…というシナリオがあるのではないかと。ちょいとばかり深読みし過ぎかもしれないが、あり得ない話ではないような気がする。なにはともあれ、この特定秘密保護法は、拡大解釈することにより政府に不都合な情報はいかようにもすべて隠せてしまう、とても危険な法律。昭和40年代の学生運動が盛んな頃であれば、おそらく大騒動になったであろうが。たかが都知事の金脈問題でマスコミも国民も目くらましされてしまうなんざ、やはり世の中がすこしばかり平和ボケしている証しなのかもしれない。困ったものだ。
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市長を選対本部長として市をあげて天下獲りを狙った、静岡県西部の某市の公認ゆるキャラ「家康くん」。その組織的謀略が多くのネットユーザーの反感を買い、ゆるキャラグランプリ2013の結果は最後の最後に逆転されて2位に陥落。で、困ったのは…その公約。1位になれなかった場合にはちょんまげを切り「出家大名」になるとしていただけに、はたしてこれを本当に実行するのか否か。全国のゆるキャラファンが注目しているが、私としては、公約だけは是が非でも守るべきだと思う。「CSに進出できなかったらクビ」を公約していながら、ちゃっかり監督を続行してしまった、横浜をフランチャイズとする某プロ野球チームの監督との違いを、潔さをビシッと見せつけて欲しい。さすれば高感度アップ絶対間違いなし。来年は、組織票に頼らず首位を獲得することだって夢じゃない。そうは思わないかい、康友くん、あ、いや家康くん。
家康くん、逆転許し2位 ゆるキャラGP
家康くん、逆転許し2位 ゆるキャラGP
我が故郷、菊川市にもたくさんの偉人がいるが、そのうちのひとりが三橋四郎次氏。彼は明治12年、丹野に生まれた。32歳で村議会議員になったのをスタートに村長や県会議員を何度も務め、大正13年には衆議院議員に、昭和15年には多額納税貴族院議員に推薦され当選。いまではほとんど語られることもなく、地元以外では知る人も少ないが、彼は日本のお茶をヨーロッパ諸国に売り込んだ偉大な功績を残し「茶の三橋」の異名を持つほど。丹野から横地に抜ける細い農道が近年まで県道であったことも、彼の功績の名残。だが彼が本当にスゴイのは、その功績ではなく、それらの政治活動すべてを私財を投げ打って行なったこと。このためいまでは三橋家は衰退し、旧三橋邸としてひっそりと佇まいを残しているのみ。金のためではなく、真に住民のため国民のために働く…これこそが「政治家」としての本分であろう。いまの「政治屋」の皆様に欠けるのは、そういう気概ではなかろうか。都知事選時に某大手医療法人から5,000万円も供与されながら、これを選挙費用収支報告書に記載しなかった某現職都知事は、いったいどう考えているのだろうか。そういや、消費税という発想も、もともとはヨーロッパで輸出産業救済のために設けられた制度で、これはいまの日本の消費税も同じ。大手企業を手助けすれば政治屋が儲かる…という論法の象徴である。ただひとつ大きく違うことは、この税収が福祉の充実に結びついているか否か。消費税アップだけが先行しちゃって、数年前にあれほど言われていた行財政改革はすっかりどこかへ消え去ってしまった。政治屋も官僚も、自分の身を切るのはツライことだというのはわかるけど、それじゃあ我々が納得できないのはアタリマエ。与党でも野党でもよい。前述の三橋四郎次氏のような真の「政治家」の登場を私たち国民は切望しているのだが…。その夢が叶う日は、まだまだ遠いかもしれない。
猪瀬知事5000万円受領、市民団体が告発状 公選法違反容疑
猪瀬知事5000万円受領、市民団体が告発状 公選法違反容疑
我が静岡県西部では政財界の名士でもあるスズキの鈴木修社長が、東京モーターショーで「軽は貧乏人の車」と称して物議を醸しているそうな。これは総務省が検討している軽自動車税の増税案に対しての発言の中での一節。要は、軽自動車税の増税は「弱い者いじめ」と批判したわけなのだが…。「自分とこの客を貧乏人よばわりか?」 とか「軽自動車に乗っている者に対して失礼だ」などといったバッシングの一方、この意見に賛同する声も。表現が少しばかりストレート過ぎかもとは思うけど、私も鈴木社長の言われていることはよ〜く理解できるし、意見そのものには大賛成。実際に軽ユーザーの立場になってみれば、ガソリンの高騰、消費税アップに加えて自動車税までアップされたのでは、たまったものではない。我々のように地方に暮らす者にとっては、車は必要不可欠な生活必需品なのだ。自らの身分やムダを何ら律することなく、ただヤミクモに増税だけを求める国や官僚のやり方には憤りすら感じる。憤りと言えば、もうひとつ。それは、多くの国民がその危険性に恐れおののいている特定秘密情報保護法に、みんなの党や維新の会がいともあっさりと自公と合意してしまったこと。野党として気概ある対応を望んでいた私たち国民からしてみれば失望の一語に尽きるが、これも近々に選挙が行なわれないことの弊害か。もし選挙を控えていたなら、こんな軟弱な姿勢では野党としての存在価値はなく惨敗は必至なのに。いったん議員バッジをつけてしまえば、それで良いんだろう、おそらく彼らは。で、その議員バッジだけど、本当にその資格があるのか…信憑性を疑う判決が最高裁で出た。前々回の衆院選、参院選、前回の衆院選と3回連続で「違憲状態」とされ、最悪の選挙無効こそ免れたが、こういう違憲状態にある立法府が本当に正当なものと言えるのか、そんな疑念さえ持たざるを得ない。そしてなおかつ、そんな違憲状態にある政府が「憲法改正」なんてことをブチ上げているんだから、もうこの国はどう考えても滅茶苦茶だよな、まったく。…というわけで、話はハツカネズミの回し車のようにクルクル回っちゃったけど、鈴木修社長の言う通り、私は軽自動車税の増税には反対である。
目的達成のためには「簡単に諦めちゃダメだ!」と言う。その反対に「諦めが肝心!」という言葉もある。私が思うに、これはどちらも正論。問題は「諦めるべきこと」と「諦めてはならないこと」の取捨選択にほかならない。何かひとつを諦めることによって、何か別に得るものもあったりするわけで…。諦めることがけっして悪いわけじゃない。そんな風に考えつつ、諦めづくしで、人生早くも58年弱。得たものも失ったものも数知れないほどあるけれど、ただ、こうしている間にも時間だけは確実に失われていく。ふとそんなことを思う、2013年の秋の夜長である。今週末、丹野池で開催されるIOM全日本選手権大会は、どうやら好天に恵まれそうだ。良き仲間たちと、良き時間が過ごせること。それこそが、おそらく人生の最大の収穫なのだろう。ははは。今宵は妙に哲学っぽくなっちゃって…小っ恥ずかしいなぁ。
JUMBO J-25。これは何年か前、事務所の姐さんの誕生日にプレゼントしたギター。そもそもは、ネットオークションでたまたまマーチンD-28とそっくりのギターを見つけ、開始価格はハードケース付で1,000円。ところがメーカー名も機種名も記載されておらず「まさかマーチンであるはずがない」とは思いつつも、万が一にもD-28であれば超ラッキーだし、仮に違ったとしても中古ハードケース代だと思えば…ということで、結局約5,000円で落札。届いてさっそく開封。ヘッドを見ると…ジャ、ジャ、ジャンボ?なんじゃこりゃ。だが弾いてみるとかなりの鳴り。ネットで調べてみると、JUMBOはマーチン研究家の田原良平という方が設立した伝説の国産ブランドで、このJUMBO J-25は細部までそっくりマーチンD-28を模して作られたギターとのこと。なるほど、写真だけではD-28と見間違うわけだ。で、現在でも隠れた名品としてヴィンテージギター愛好家の中では人気が高く、中古市場価格は30,000円弱といったところらしいから、まぁ結果的にお得な落札だったと言えそうだ。ただし、かなりダメージが酷かったので、大阪の知人にリペアを依頼。指板落ちの補修、フレットの一部打ち直し、ネックの調整、サドルの高さ調整、トップ板等の打痕の補修など、楽器店に頼めば30,000円近くも掛かりそうなリペアを、たった10,000円でやっていただき、見違えるほど素晴らしいギターに蘇った。日頃、安物買いで失敗ばかりしている私だけど、たまにはこういうアタリだってあるのだ。しかも、このJUMBO J-25が、いまなお姐さんの愛用ギターとしてさまざまなステージで活躍していることは、私にとってこの上ない喜びでもある。
安倍政権が誕生し加えて夏の参院選で大勝してから、日本の右傾化にますます拍車がかかった。この流れは自ら超タカ派を自負する彼の信条。ゆえに仕方ないこととは思うが、さすがに今回上程された特定秘密保護法には危惧されている方も多かろう。この法案の危険性については、弁護士会、マスコミ、有識者たちがたくさん語ってくれているので、ここでは割愛しよう。ただひとつ。私がもっとも気になることは、安倍氏が好んで、かつ軽々しく使う「責任を持って」という言葉。福島第一原発事故の汚染処理についても、原発再稼働についても、彼は「私が責任を持って」と語っていたが、万が一のとき、いったいどう責任をとるつもりなのかサッパリわからない。彼もしくは彼の一族の総資産を投げ打っても賠償はできないだろうし、仮に首相を辞任されても、往年の武士のように切腹されても、それで責任をとったとは到底言えない。今回の特定秘密保護法に関し危惧される多くの事柄についても、彼いわく「各省庁、各大臣が責任を持って」と答弁していたが、いったい何を称して「責任」と言っているのか。こんないい加減な言葉を自信満々に語る姿を見るとイラッとするのは私だけだろうか。そもそもこの特定秘密保護法。防衛、外交、 スパイ行為、テロ活動防止の4項目についてのみの規定だから一般の市民生活には無縁としているが、これこそが恐ろしい落とし穴。先般の東日本大震災の復興資金が、各省庁の屁理屈の理由づけでまったく復興とはまったく関係ないところに多く使われてしまったのは、記憶に新しいところ。どんな事柄だって拡大解釈すれば、上記の4項目に関連づけて秘密事項にすることができてしまうのである。つまり政府や各省庁にとって不都合なことは、すべて法の下に隠蔽できてしまうこの法案。言い換えればすなわち「権力者と役人の保護法」であり、もっと先を見れば軍国主義復活への礎ともなり得る法律である。今国会中の可決なんて、もってのほか。もっともっと十二分に議論をしていただきたいと、私は思うのだが…。
真相迫れば「扇動」?
真相迫れば「扇動」?